富山県のダム(番外編)
  愛本堰堤(あいもとえんてい)    
形式 可動堰
用途 発電・灌漑用水
所在地名 富山県黒部市宇奈月町栃屋
位置 北緯36度51分33秒 東経137度33分18秒
河川名 黒部川水系黒部川
着手/竣工 1969/1973
堤体高 堤頂長 堤体幅 取水位 堰堤敷標高
25.004m 101m 16.6m EL.131.176m EL..128.6m
黒西第一水力発電所
最大出力 使用水量 落差 形式
6,800kw 18.64m3/s 43.5m 水路式
黒東第一水力発電所
最大出力 使用水量 落差 形式
5,300kw 52.87m3/s 12.1m 水路式
接近難易度(A-D) A 県道のそばです
開放度(A-D) A 天端も通れます
総合評価(A-D) C まあ所詮は堰ですから・・・
愛本堰堤全景
愛本堰堤全景
魚道 堰堤を左岸から
魚道 堰堤を左岸から
ゲート操作室 天端上の通路
ゲート操作室 天端上の通路

愛本堰堤は、黒部川にあるダム・堰では最も下流にあり、灌漑用水、発電を用途に持つ堰堤です。
ここから黒東合口用水及び黒西合口用水へ送水します。
ここから取水された水は、灌漑用水にも利用されますが、黒東第1〜第3、黒西第1〜第3の発電所でも利用しています。
これらの発電所は黒部川水系からの取水なのですが、実は北陸電力の管轄です。
以前の旧愛本堰堤は、ここから150m下流にあったのですが、昭和44年の水害で堰堤が破損し、周辺の家屋にも多大な被害を出したことで、現在の愛本堰堤が建設されたわけです。