JR東日本・雫石駅
雫石(しずくいし)
秋田新幹線 盛岡 雫石 田沢湖
田沢湖線 春木場 小岩井
所在地 岩手県岩手郡雫石町寺の下46-3
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
駅構造  地上駅(橋上駅)
ホーム  2面3線
乗車人員  JR東日本 432人/日(2022年) 
開業年月日  1921年(大正10年)6月25日
駅種別  業務委託駅 みどりの窓口
所属路線  秋田新幹線
キロ程 16.0 km(盛岡起点)
所属路線 田沢湖線
キロ程  59.6km(大曲起点)
雫石駅
雫石駅
雫石駅(しずくいしえき)は、岩手県岩手郡雫石町寺の下にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)田沢湖線の駅である。
当駅は田沢湖線上を走るミニ新幹線である秋田新幹線の停車駅となっており、「こまち」の一部が停車する。
盛岡からの田沢湖線普通列車のうち約半数は当駅折り返しとなる。
秋田新幹線の停車駅で唯一町に所在する駅でもある。

E6系 701系5000番台
E6系 701系5000番台

駅構造
  • 単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。秋田新幹線の列車は基本的には1番線に停車し、対向列車との行き違いがある場合には、下り列車は2番線に停車する。田沢湖線普通列車は主に2・3番線から発車するが、1番線から発車する列車もある。折り返し列車は3番線から発車する。
  • 盛岡駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅。改札口には秋田新幹線「新幹線eチケットサービス」「タッチでGo!新幹線」用の改札機と、田沢湖線用の簡易Suica改札機がそれぞれ設置されている。
  • かつては駅長配置の直営駅で、管理駅として、大釜駅 - 赤渕駅間の各駅を管理していた。駅舎は秋田新幹線開業に合わせて雫石町とJR東日本が建設した合築駅舎で、1階に観光案内所・食堂、2階に駅事務室・みどりの窓口・指定席券売機・自動券売機・カフェおよび売店・待合室、および駅南北を結ぶ自由通路が設置されている。また、1階には図書室も設置されていた。
南口 改札口
南口 改札口

のりば
番線 路線 方向 行先
1 秋田新幹線
田沢湖線
上り 盛岡方面
下り 田沢湖・角館方面 
2
田沢湖線   上り 盛岡方面
3
 
上り 盛岡方面
下り 田沢湖・角館方面 


歴史

年表
  • 1921年(大正10年)6月25日:鉄道省(後に日本国有鉄道)橋場軽便線の終着駅として開業。
  • 1922年(大正11年)
    • 7月15日:当駅 - 橋場間延伸開業。中間駅となる。
    • 9月2日:路線名の改称に伴い、橋場線の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)10月1日:不要不急線指定区間の当駅 - 橋場間が休止。再び終着駅となる。
  • 1964年(昭和39年)9月10日:当駅 - 赤渕間が延伸開業し、中間駅に戻る。
  • 1966年(昭和41年)10月20日:路線の改編に伴い、田沢湖線の駅となる。
  • 1974年(昭和49年)7月20日:貨物の取り扱いを廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1996年(平成8年)7月10日:駅舎改築工事に着手。
  • 1997年(平成9年)
    • 3月17日:現駅舎と自由通路の使用開始。
    • 3月22日:秋田新幹線開業。新幹線停車駅となる。
  • 2002年(平成14年):東北の駅百選に選定される。
  • 2018年(平成30年)4月1日:業務委託化。雫石駅長が廃止され、盛岡駅長管理下となる。
  • 2020年(令和2年)3月14日:新幹線eチケットサービス開始[6]。
  • 2021年(令和3年)3月13日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始。
  • 2023年(令和5年)5月27日:田沢湖線盛岡駅方面においてICカード「Suica」の利用が可能となる。