関西電力関電トンネル電気バス 黒部ダム駅
黒部ダム(くろべだむ)
関電トンネル電気バス 扇沢 黒部ダム
所在地 富山県中新川郡立山町芦峅寺
所属事業者 関西電力
所属路線 関電トンネル電気バス
キロ程 6.1km(扇沢起点)
駅構造 地下駅
開業年月日 1969年(昭和44年)7月20日
廃止年月日  2018年(平成30年)12月1日(鉄道駅として) 
開業年月日  2019年(平成31年)4月15日(電気バス) 
乗換 関西電力関電トンネル電気バス黒部湖駅
(徒歩15分)
標高 1,470m
黒部ダム駅
黒部ダム駅
バス乗り場 電気バス
バス乗り場 電気バス
電気バスのりば 駅長室
電気バスのりば 駅長室
黒部ダム駅(くろべダムえき)は、富山県中新川郡立山町芦峅寺にある、関西電力が運営している関電トンネル電気バスのバス停留所(自動車駅)です。
立山黒部アルペンルートのルート上にあり、黒部平駅から立山黒部貫光黒部ケーブルカーを利用してきた乗客は黒部湖駅で降りて黒部ダムの堰堤頂上を徒歩約15分で移動し、ここで電気バスに乗り換えとなります。
かつては関電トンネルトロリーバスの鉄道駅でしたが、2018年11月に鉄道事業廃止、翌2019年4月より電気バスに転換され、当駅は事実上の「自動車駅」となっています。

利用可能な路線

  • 関電トンネル電気バス(関西電力)

駅構造

駅はすべてトンネル内に作られています。主要な出入り口は黒部ダムの堰堤上からまっすぐ続くトンネルであるが、駅から直接ダム展望台に登る地下階段もあります。プラットホーム(バス乗り場)部分は、バスが方向転換できるように関電トンネルがループ状になっている部分に設置されています。ただし、トンネル内である構造上、扇沢駅に比べ乗降用のホームが短いため、客が降りたバスは、到着した同じ位置で扇沢駅へ向かう客を乗せて発車します。プラットホームのすぐ右側(バス進入側)には「黒部ルート」の一部分の関西電力専用トンネルの「黒部トンネル」が分岐していますが、その入り口は普段は遮断機にて封鎖されています。

歴史

  • 1964年(昭和39年)8月1日:開業。
  • 2018年(平成30年)12月1日:関電トンネルトロリーバスの鉄道事業廃止に伴い、鉄道駅としては廃止。
  • 2019年(平成31年)4月15日:関電トンネル電気バスの運行開始により、自動車駅形態での営業を開始。