青い森鉄道・浅虫温泉駅
浅虫温泉(あさむしおんせん)
青い森鉄道線   西平内 浅虫温泉 野内
所在地 青森県青森市大字浅虫字螢谷70
所属事業者 青い森鉄道
所属路線 青い森鉄道線
キロ程 104.7 km(目時起点)
東京から722.0 km
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員 682人/日(2018年)
開業年月日 1891年(明治24年)9月1日
駅種別 直営駅
浅虫温泉駅
浅虫温泉駅
浅虫温泉駅(あさむしおんせんえき)は、青森県青森市大字浅虫字螢谷(ほたるだに)にある、青い森鉄道青い森鉄道線の駅である。
かつて、日本国有鉄道(国鉄)・東日本旅客鉄道(JR東日本)時代には上野駅発着の夜行急行「八甲田」・「十和田」や昼行特急「はつかり」・「スーパーはつかり」・「つがる」・「スーパー白鳥」・「白鳥」等の優等列車が停車していた。

待合室 青い森701系電車
待合室 青い森701系電車
駅名標 駅舎
駅名標 駅舎
モーリーズカフェ 跨線橋
モーリーズカフェ 跨線橋

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅。
互いのホームは跨線橋で連絡している。
直営駅。出札窓口、自動券売機、モーリーズカフェ(旧KIOSK跡地)、旅館組合案内所がある。
朝の時間帯は、野内駅から筒井駅の無人駅に係員を配置し、集札業務や除雪業務、清掃管理業務を行う。
また、各有人駅のグッズ自販機の管理も行っている。
出入口は駅舎のある西側のみだが、歩道橋(ゆうやけ橋)により東西通り抜けが可能であり、さらに道の駅「ゆ〜さ浅虫」、国道4号まで行くことができる。
駅舎横には無料の足湯がある。旅館組合案内所でタオルの貸し出しあり。
足湯は当初24時間利用可能だったが、現在は防犯上の理由により夜間は利用できない。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考 
1  青い森鉄道線   上り 八戸・目時方面  
2 主に貨物列車の待避 
下り 青森方面 主に当駅始発 
3  
付記事項
  • 青森駅と当駅を結ぶ区間列車が設定されている。青森発の最終列車は当駅止まりである(夜間滞泊は行わず、到着後は車両基地へ回送)。

歴史

  • 1891年(明治24年)9月1日:日本鉄道東北本線の浅虫駅(あさむしえき)として開業。
  • 1893年(明治26年)3月16日:電報取扱開始。
  • 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道の国有化により官設鉄道の駅となる。
  • 1962年(昭和37年)2月1日:貨物取扱を廃止。
  • 1966年(昭和41年)
    • 7月:駅付近で地滑りが発生、鉄道が不通となる。7月30日にも、野内 - 浅虫間で断続的な土砂崩れが発生したため、現場の野内寄りに、高野山下仮駅を設置し、高野山下仮停車場 - 浅虫駅間でバス代行輸送を実施。また、特急「はつかり」が、30日の上野発下り列車から、翌31日の青森発上り列車から、奥羽本線・花輪線経由の迂回運転を実施。
    • 8月:復旧作業が終わり、鉄道再開。
  • 1967年(昭和42年)3月10日:予定より一週間早く浅虫トンネルの使用が開始される。原因は、前年夏に発生した地滑りの影響による。
  • 年月日不明:駅業務を日本交通観光社に委託。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:浅虫温泉駅に改称。同日から、当駅~青森駅間の区間列車「うとう号」の運行開始。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)4月1日:業務委託を解除、直営化(青森駅所属浅虫温泉在勤配置)。
  • 2002年(平成14年):東北の駅百選に選定される。
  • 2005年(平成15年)4月1日:浅虫温泉駅長(青森駅助役待遇)を廃止、業務委託化(ジャスター浅虫温泉駅長配置)。
  • 2010年(平成22年)12月4日 :東北新幹線全線開業に伴い、青い森鉄道に移管。
  • 2012年(平成24年)4月1日:キヨスク跡地に「モーリーズカフェ」オープン。
  • 2014年(平成26年)3月31日:ビジネスえきねっとによるJR券類の取り扱いを終了。
  • 2021年(令和3年)3月13日:ダイヤ改正に伴い、快速「しもきた」の乗り入れを取りやめ。