形式 |
重力式コンクリートダム |
用途 |
発電 |
所在地名 |
山形県鶴岡市上名川 |
位置 |
北緯38度35分16秒 東経139度53分17秒 |
河川名 |
赤川水系梵字川 |
ダム湖名 |
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着手/竣工 |
1932/1933 |
管理 |
東北電力(株) |
堤高 |
堤頂長 |
堤頂幅 |
堤体積 |
堤頂標高 |
40.9m |
62.4m |
m |
18,000m3 |
m |
流域面積 |
湛水面積 |
総貯水容量 |
有効貯水容量 |
244.8Ku |
9ha |
1,274,000m3 |
85,000m3 |
梵字川水力発電所 |
最大出力 |
使用水量 |
落差 |
形式 |
3,000kw |
9.16m3/s |
42.18m |
ダム水路式 |
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梵字川ダムは、東北電力(株)が所有する発電専用の重力式コンクリートダムです。
ここから梵字川水力発電所に送水し、最大出力3,000kwの発電を行っています。
平成12年度の国土交通省の調査によると、堆砂率が94.5%となっていて、総貯水容量100万立方メートル以上のダムの中では3番目に堆砂率が高いとのことです。
このダムは、上記のデータを見ると有効貯水量が総貯水量に比べてきわめて小さく、もともと堆砂が多いことは事前から判明していたことになります。しかし実際には取水できれば発電に支障がないのでたいした問題にはなりません。
よく誤解を受けるのは、堆砂率というのは堆砂量/総貯水容量と勘違いされるのですが、実はそうではなく、堆砂/堆砂容量なのです。ですから堆砂率が高いダムの中でももともとの堆砂容量が総貯水容量に比べて小さいダムは、堆砂容量が埋まったとしても全体としてはたいした問題ではないということもあるわけです。
堆砂は、ダムの天敵ではありますがそれを以ってダム不要論というのは暴論というより妄言というしかないのです。 |
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