デジカメ入門 デジカメの構造
いよいよデジタルカメラを手に入れたあなた。
しかしまだ一度も使ったことのないデジタルカメラがどうなっているのか、よくわかっていません。
このコーナーでは、デジタルカメラがどういう構造になっているのかを勉強してみましょう。
デジカメの構造デジタルカメラの各種設定ボタンはこうなっています
ここでは、筆者が使用しているPanasonicのデジタルカメラ DMC-FZ30を題材にデジタルカメラの構造を確認してみましょう。
このDMC-FZ30は、高倍率デジタルカメラで操作性や機能はデジタル一眼レフに準じたものです。
そのため各種設定ボタンやダイヤルが多いので操作を覚える必要があります。
下記の図ではボタン、スイッチやダイヤルの名称とその機能を記述しました。
デジタルカメラを上から見た図
デジタルカメラを上から見た図
1.電源スイッチ・・・ここをONにすると電源が入り、カメラが起動します。
2.モードダイヤル・・・撮影モードを設定します。通常はプログラムAEに設定しますが、必要に応じて他の設定に切り替えます。
3.シャッター・・・ここを半押しにすると、フォーカスが自動的に合わされます。押し切ると撮影されます。
4.手ブレ防止・・・高倍率で撮影すると手ブレが問題になりますが、手ブレを防ぐための設定をするボタンです。
5.連写・・・一度に数枚の撮影を行える連写に切り替えるボタンです。
6.フロントダイヤル・・・いくつかの設定が行えますが、通常は絞り値を設定するダイヤルです。
デジタルカメラを背面から見た図
デジタルカメラを背面から見た図
7.ファインダー・・・被写体を見るためののぞき窓です。
8.液晶モニター・・・被写体や撮影した画像を見たり、各種設定を行うための画面です。ただし、ここをONにしておくと電池の消耗が早くなります。
9.AELOCK・・・撮影時にシャッターを半押ししてフォーカスが合ったときにここを押すとフォーカスを固定します。
10.EVF/LCD・・・ファインダーと液晶モニターを切り替えます。
11.DISPLAY・・・再生中に表示を切り替えます。
12.MENU・・・メニューを表示して設定項目を表示します。
13.画像消去・・・撮影した画像を消去するボタンです。
14.セルフタイマー・・・シャッターを切ってから撮影までに数秒間待つようにします。
15.露出補正・・・撮影時に被写体と背景の明るさに差がある場合に露出を調整します。
16.フラッシュ設定・・・フラッシュを状況に応じて発光禁止、強制発光、自動と設定します。
17.レビュー・・・撮影した画像を確認します。
18.リアダイヤル・・・撮影時にシャッタースピードを設定します。他にもいくつかの使い方があります。
デジタルカメラを右から見た図
デジタルカメラを右から見た図
19.フラッシュOPENレバー・・・フラッシュを発行するときに開くボタンです。
20.オートフォーカス・・・フォーカスを自動的に合わせます。通常はこの設定にしておきます。
21.マクロ撮影・・・近くのものを撮影する場合にはこの設定にします。
22.マニュアルフォーカス・・・手動でフォーカスを合わせるときにはこの設定にします。
23.マニュアルフォーカス時に自動でフォーカスを合わせるときにこれを押します。
24.フォーカスリング・・・マニュアルフォーカス時にこれを回してフォーカスを合わせます。
25.ズームリング・・・ズーム動作の際にはこれを回します。