Canon EOS Kiss X2 レポート
EOS Kiss X2 ボディ
デジタル一眼レフの中でも小型軽量で有名なキヤノン「EOS Kiss Digital」シリーズの中でもこの「EOS Kiss X2」は画素数が1220万画素となった高性能モデルです。「EOS Kiss Digital X」は、小型軽量なボディにゴミ取り機能までも搭載し、画素数が1000万画素を超えたエントリーモデルと言うには高機能モデルと言える機種でしたが、今回のX2は、さらにそれを超えるスペックを持つモデルとなっています。やはり前作の「EOS Kiss Digital X」と比べてどうなのか気になる向きもあるでしょうから、この2モデルをことさら比較しながら「EOS Kiss X2」のレポートを報告しましょう。
まず本体サイズということになりますが、「EOS Kiss Digital X」のサイズが126.5×65×94.2mm(幅×奥行き×高さ)、約510gであるのに対して、「EOS Kiss X2」は128.8mm×61.9mm×97.5mm(幅×奥行き×高さ)、約475gです。幅が2.3mm広くなり、奥行きが3.1mm短くなり、高さが3.3mm高くなり、重量が35g軽くなっています。
この2モデルで見かけ上大きく異なる点はまず背面にある液晶モニターです。KissXでは2.5型の液晶モニターが、KissX2では3型の大型液晶モニターを採用しています。ただし画素数は、同じ23万画素です。
これに伴い、背面のボタンの配置も変更されています。具体的には、液晶パネルの左側にあったボタンがなくなり、MENUボタンとDISPボタンは、上部へ、プレビューボタンと削除ボタンは右側下部へと移動しています。
もうひとつ性能上の最大の相違点は前述したように画素数の増加です。
前作のKissXは、1010万画素の解像度を持っていましたが、このKissX2は1220万画素とさらに画素数が増加しています。ただし、撮像素子は、22.2×14.8mmとサイズは同じです。
ダブルズームレンズキット
ダブルズームレンズキット
画像処理エンジンは、DIGIC IIIを搭載しています。この点はDIGIC IIを搭載していたKissXよりも進化していて、内部処理が12bitから14bitへと引き上げられています。また高速撮影にも寄与しています。
もう一つの性能面での大きな相違点としては、ライブビュー機能が搭載された点であろう。すでにEOS 40Dで搭載され、他社モデルでも当然のように採用されていますが、Kiss X2ではオートフォーカスに位相差式とコントラスト検出式の両方が使えるようになっています。
さて、Kiss X2と従来Kissとの比較で、バッテリーが新しくなった点が挙げられます。Kiss N/Xでは容量720mAhの「NB-2LH」というリチウムイオン電池を使用していましたが、Kiss X2では「LP-5E」という1080mAhの電池に変更されています。Kiss N/Xのバッテリーは小型のため撮影枚数が気になるという声も多かったが、一気に5割も容量が増したことで、電池の持ちも良くなっています。
もう一つの変更点は、記録メディアがコンパクトフラッシュからSD/SDHCメモリーカードに変更された点でしょう。
まあ、容量的には特に問題はないのですが、価格的にはSDHCカードの方がややこなれていると言えるので、この変更はむしろ歓迎といえるのではないか。
連写性能に関しては、毎秒3.5コマとKiss Xの毎秒3コマを上回る性能を持っています。もちろん上位機種に比べるとかなわないのですが、まあ、一般向けであればこれでも充分でしょう。
さて次に使い勝手の面を検証してみましょう。
Kiss X2のボディは前述するように非常にコンパクトで軽い作りとなっています。Kiss Xの510gからKiss X2の475gへとさらに軽くなっていますが、それ以上に奥行きが小さくなったためか身が締まった感じがします。そのためか、誰もが思うでしょうがレンズがやたら太く見えたりします。グリップは細めで、ボディそのものも薄いので、大人の男性の手だと指先でグリップを引っかけるような感じになり、少々指が余る感じになりますが、女性の手にはちょうどよいくらいでしょう。つまり女性にも扱いやすい作りとなっているのでしょう。
LP-5E
LP-5E
また、グリップや親指の当たる部分には滑りにくいゴム材が貼られています。KissXではここに貼ってある素材は滑りやすかったので、改善されたと言えましょう。
シャッターボタンは、左右のぶれが大きくてグラグラしているようです。これは多分設計ミスではないでしょうか。手ブレの原因になりそうな感じです。これは改善して欲しいところでしょう。軽いタッチでシャッターを切れるようでないといけません。
前述するように液晶パネルが大きくなったために背面ボタンの配置が一部変更されていますが、オヤと気になったのがISOボタンです。これがカメラ上面のシャッターボタンとモードダイヤルの間に移動しているので最初はとまどいました。
kissXでISOボタンのあった位置には測光ボタンがありますが、これは最近のカメラではほとんどいじる必要がないので、ここは配置をいじる必要はなかったのでは。
他のボタンの配置は特に問題はなさそうですし、押し具合も良好で、わかりやすい作りになっています。
次は液晶モニターについて検証してみましょう。
大型の液晶モニターには、通常は撮影情報が表示されていますが、ファインダー接眼部の下にセンサーが装備されていて、顔を近づけただけで情報表示が消灯されるようになっています。情報表示画面は、Kiss Xでは白地に黒文字というデザインだったが、Kiss X2ではそのほかに黒地+白文字、紺地+シアン字、ベージュ地+エンジ字という、計4パターンから選べるようになっていますが、見やすさではやはり黒地+白文字がいいのでは。
EOS Kiss X2 ボディ背面
EOS Kiss X2 ボディ背面
この大型液晶モニターは、室内などではとても見やすい。文字が大きく、クリアな表示で画像の確認やメニュー操作が可能となる。ただ、明るい屋外に出ると反射が映り込んで見にくいことがあります。表面のコーティングに改善の余地があるのでは。
ユーザーとしては、フィルターなど映り込みを防ぐような対処が必要かもしれません。
次に各機能の操作性について検証してみましょう。
各機能の操作はMenuにまとめられているものと、使用頻度の高いものは専用ボタンや十字キーに割り振られているものに分けられていて、基本的に機能は重ならず、MENUかボタンのどちらかに置かれている。
ただし「ピクチャースタイル」と「ホワイトバランス」は、切り替えは専用ボタンなのですが、詳細設定はメニューから行なう仕組みになっています。これは一見すると不可解ですが、実際には撮影時に専用ボタンで詳細設定を始めると煩雑すぎると判断してMENUで詳細設定を行うようにしたものと思いますが、イマイチわかりにくいかも知れません。
各種の設定は、最後に[SET]ボタンを押して決定するのが基本となっています。
ちょっと気になったのが画像を削除するときには削除ボタンを押して、もう一度削除ボタンを押してしまいがちになりますが、もちろん実際にはSETボタンを押して削除します。しかしこれは少々まどろっこしい。
また、AFポイント(AFフレーム)の選択については[SET]ボタンは中央の位置に移動するボタンになっているので、注意が必要かも。
メニュー画面については、横方向で「撮影」「再生」などのグループを選び、上下方向で各機能を選択する方式でこれは従来と同様です。上下方向のスクロールをしなくても、機能が一覧できるように配置されているのも同様です。この点はキャノンもよく考えているようです。また、最後に使った機能をきっちり覚えているようで、メニューを開いたときはもちろん、グループを移動しても各グループで最後に使った機能が選択されるようになっています。
AFフレーム選択画面
AFフレーム選択画面
一つ問題かも知れない点は、撮影直後の画像確認時には、画像の拡大ができない点でしょうか。[DISP]ボタンで表示方法の切り替えはできても、拡大はできないのです。つまり拡大するにはいったん再生モードに切り替えなければならないのですが、実際のところは撮影後にはすぐに撮影モードに戻るので、そこで再生モードに切り替えれば良いだけですから、キャノンも割り切った作りになっているのでしょう。この点はいつも撮影直後に画像をチェックしたい向きにはまどろっこしく思う点ではありますが。
さて、このKissX2で新たに搭載されたライブビュー機能について検証してみましょう。
ライブビューは、カメラを三脚に固定して静物を撮影する際に拡大してピントを正確に合わせて撮影するための機能です。コンパクトデジカメのような手持ちで撮影すると手ブレを起こしてうまくいかないので注意が必要です。
Kiss X2ではオートフォーカスに通常撮影と同じ位相差式(クイックモード)と、撮像素子に写った像によるコントラスト検出式(ライブモード)のどちらかを選択できるようになっています。もっともオートフォーカスを使わないことも可能です。
さて実際に撮影してみよう。クイックモードを選ぶと、大きいフォーカスフレームと小さなAFフレームが現れます。AFポイントはライブビューに切り替える前に設定しておく必要があります。なんとライブビュー中は移動できないのです。
液晶モニターの撮影情報表示
液晶モニターの撮影情報表示
フォーカスフレームのほうは自由に移動できるから、ピントを合わせた部分とまったく別の場所が拡大表示されることになるわけで、これは不可解な作りとなっています。
今度はライブモードで撮影してみましょう。こちらはAFフレームだけが表示され、ライブビュー中でもちゃんと移動できます。オートフォーカス時のピント合わせは[*]ボタン、レリーズはシャッターボタンと完全に分けられています。このピント合わせには少々時間がかかりますが、風景や花などをじっくり撮るときには、それほど問題にはならないですし、拡大は5倍、10倍が可能で、微妙なピントも確認できます。Kiss X2でライブビューを使うなら、このライブモードの方が実用的といえるのではないかと思います。ただし、いずれにしてもあまり多用できるものではないと感じました。そもそもライブビューの際にはオートフォーカスは使わずにマニュアルの方が良いのではないかと思います。
レリーズ時のミラー跳ね上げは、どちらのモードでも1回で終了します。
ライブビューで撮影したあとは確認用の画像を表示し、ちゃんとライブビューに戻ります。
しかしライブビュー時にはホワイトバランスと露出を除き、ほとんどが設定できなくなります。
なにしろピクチャースタイルもAFモードもドライブモードも変更できません。[MENU]ボタンでメニューを開くと、ライブビューそのものが解除されるので、常用するモードではないということになります。ホワイトバランスはライブビューでも変更できますが、選択だけでは色が変わらず、決定してから反映されるようで、これはイマイチです。
次はファインダーです。
このKiss X2のファインダー視野角は、約22.0度(対角)です。
EOS 40D(約23.7度)やD80(約23.7度)よりも若干狭いが、α350(約20.1度)やD60(約20.4度)、Kiss X(約19.0度)よりもずいぶん広いのです。
実際に使っていてもKiss Xに比べて広く感じます。
EF-S 55-250mm F4-5.6 IS EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS
EF-S 55-250mm F4-5.6 IS EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS
さて問題のオートフォーカスはどうなのか。
キヤノンのオートフォーカスの速さには定評がありますが、体感的にもやはり速いと感じます。しかも、ピントを合わせたい位置にちゃんと申し合わせたように合うのです。
手前に何か障害物があってもちゃんとその向こうのターゲットにピントが合うのがすごい。
もちろん近くのものに合わせようとすれば正しくそちらに合う。とても快適なオートフォーカスであると言えます。
次にダブルズームレンズキットに付属する2本のズームレンズについて検証してみましょう。
「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS」と「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS」は、どちらも手ブレ補正機構を内蔵しています。
さてどのくらい手ブレ補正効果があるのかですが、シャッタースピード換算で18-55mm IS、55-250mm ISとも最大で4段程度の効果があるとのことですが、まあ実際のところは2〜3段程度でしょう。しかし十分な補正効果といえるでしょう。
背面の液晶パネルとボタン類
背面の液晶パネルとボタン類
むしろ気になった点は、特に18-55mm ISの動きが軽すぎるのか、やけにカタカタと音がする点です。特にKiss X2本体がしっかりしているのに、その落差が気になったりします。
ただし動作そのものは非常に軽快で、合焦時のノイズも少ないのでまあ気にしない方がいいのかも。
次に高感度時のノイズがどれくらいになるのかですが、Kiss X2は、なぜか最高感度がISO1600となっています。3200 とか6400とかにはならないのです。しかしISO 800でもほんの少しコントラストが落ちる程度でほとんどノイズは発生しません。
ISO 1600でちょっと赤や青の色ノイズとざらつき感が発生する程度でシャープ感もほとんど失われないので実用上は問題ないでしょう。
また、Kiss X2には「高感度撮影時のノイズ低減」機能があり、通常ではオフになっているので、これをオンにして撮影すると、ISO 1600時の色ノイズが減少します。しかし、もともとノイズがとても少ないので、よほどのときだけ使えばいいでしょう。何しろ高感度ノイズ低減をオンに設定すると、連続撮影枚数がわずか2枚に激減するので、スポーツやポートレートなど連写を多用する撮影では使えません。
ちなみにISOオート(自動設定)も可能で、この場合は感度がISO 100〜800の間で変化するのですが、なぜか明るくてもほとんどISO 100には落ちず、ISO 200のままF22、F32まで絞ろうとします。もちろんISO 200でもノイズの面では全く問題ないのですが、F値を絞りすぎると回折現象が起きるので、このあたりの設定はいかがなものか。ISOを100にすると暗くなりすぎるのかもしれませんが。
ピクチャースタイル設定画面
ピクチャースタイル設定画面
キヤノンのカラーモードである「ピクチャースタイル」についてですが、標準で用意されているスタイルは「スタンダード」「ポートレート」「風景」「ニュートラル」「忠実設定」「モノクロ」の6種類となっています。実際にもその名のとおりの絵になります。
「ポートレート」は肌がきれいでくっきりした色合い、「風景」は青空や緑が鮮やかに再現される。わかりづらいのは「ニュートラル」と「忠実再現」だろう。「ニュートラル」は彩度を抑えて、コントラストも控えめ。対して「忠実設定」は5200Kの環境光下で測色的に被写体とほぼ同じ色になる設定です。
実際にどう使い分けるかだが、ピクチャースタイルはモードによって大幅に色を変えるので、けっこう注意が必要なのです。
そこでお勧めなのは「スタンダード」で撮影することになります。後は状況に応じて変えてみることです。
あるいはRAW画像で撮影しておけば、後で現像するときにピクチャースタイルを変更することも可能です。
さてKiss X2の画像関連の新しい機能である「オートライティングオプティマイザー」(ALO)は、被写体が暗い場合などに明るさをコントロールし、例えば逆光などでも顔を明るくする機能で、標準ではオンになっています。
しかしはっきりとした効果があるのかどうかは正直言って疑問ですが、まあここはさわらずにいましょう。
もうひとつの新機能として、白飛びを抑えてハイライト側の階調表現を向上させる機能として「高輝度側・階調優先」が搭載されています。これは通常オフになっていて、オンにするとISO 200以上しか設定できなくなります。例えば明るい空が白くなってしまうようなシーンでも青色が乗るようになるのですが、こちらは明らかに効果が確認できるようで、低輝度側はほとんど変わらず、高輝度側の5〜10%の階調が改善されるので、ここは状況に応じてオンにしておきましょう。
というわけでいろいろとKiss X2を検証してきましたが、エントリークラスのカメラとしては高性能、高機能でいよいよデジタル一眼レフも誰もが楽しく使いこなせるところまで来たのではないかと思います。
軽く小柄で、高機能・高性能な最強のエントリーモデルとして評価して良いと思います。

ニホンカモシカ ニホンカモシカ
ニホンカモシカ ニホンカモシカ
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S55-250mm F4-5.6 IS
露出時間 1/250秒
F値 5.6
ISOスピードレート 800
露出プログラム プログラムAE
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 250mm
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S55-250mm F4-5.6 IS
露出時間 1/200秒
F値 5.6
ISOスピードレート 800
露出プログラム プログラムAE
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  くもり 
レンズの焦点距離 250mm
ハクチョウ ハクチョウ
ハクチョウ ハクチョウ
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S55-250mm F4-5.6 IS
露出時間 1/500秒
F値 8.0
ISOスピードレート 200
露出プログラム プログラムAE
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 250mm
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S55-250mm F4-5.6 IS
露出時間 1/400秒
F値 9.0
ISOスピードレート 200
露出プログラム プログラムAE
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 131mm
相倉合掌集落 立山連峰
相倉合掌集落 立山連峰
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 3.2秒
F値 5.6
ISOスピードレート 800
露出プログラム マニュアル露出
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 55mm
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S55-250mm F4-5.6 IS
露出時間 1/2000秒
F値 5
ISOスピードレート 200
露出プログラム 絞り優先AE
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 123mm
アイトラム 海王丸
アイトラム 海王丸
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 1/160秒
F値 10
ISOスピードレート 100
露出プログラム プログラムAE
フォーカスモード  AIフォーカス
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 33mm
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 1/250秒
F値 11
ISOスピードレート 100
露出プログラム プログラムAE
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 55mm
ID過熱テンダ機関車9628号 富山城千歳御門
ID過熱テンダ機関車9628号 富山城千歳御門
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 1/80秒
F値 5.6
ISOスピードレート 400
露出プログラム プログラムAE
フォーカスモード  AIフォーカス
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 20mm
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S55-250mm F4-5.6 IS
露出時間 1/250秒
F値 5.6
ISOスピードレート 200
露出プログラム 絞り優先AE
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 187mm
富山市佐藤記念美術館茶室 助庵 富山城天守
富山市佐藤記念美術館茶室 助庵 富山城天守
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 1/60秒
F値 4
ISOスピードレート 200
露出プログラム プログラムAE
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 18mm
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 1/1250秒
F値 4.5
ISOスピードレート 200
露出プログラム マニュアル露出
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 30mm
海王丸 林泉寺山門
海王丸 林泉寺山門
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 1/250秒
F値 11
ISOスピードレート 100
露出プログラム プログラムAE
フォーカスモード  AIフォーカス
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 30mm
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 1/80秒
F値 5.6
ISOスピードレート 100
露出プログラム プログラムAE
フォーカスモード  AIフォーカス
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 22mm
瑞龍寺山門(国宝) 瑞龍寺総殿(国宝)
瑞龍寺山門(国宝) 瑞龍寺総殿(国宝)
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 1/50秒
F値 5.6
ISOスピードレート 100
露出プログラム A-DEP
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 34mm
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 1/250秒
F値 5
ISOスピードレート 400
露出プログラム A-DEP
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 42mm
バラ マクロ撮影(1) バラ マクロ撮影(2)
バラ マクロ撮影(1) バラ マクロ撮影(2)
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 1/60秒
F値 5.6
ISOスピードレート 400
露出プログラム マクロ フラッシュ
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 55mm
画像入力機器のメーカー Canon
画像入力機器の機種 Canon EOS Kiss X2
使用レンズの機種  EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
露出時間 1/60秒
F値 5.6
ISOスピードレート 400
露出プログラム マクロ フラッシュ
フォーカスモード  ワンショット
ホワイトバランス  自動 
レンズの焦点距離 55mm
Canon EOS Kiss X2 スペック詳細
 型式
型式 ストロボ内蔵、デジタル一眼レフレックスAF・AEカメラ
記録媒体 SDメモリーカード、SDHCメモリーカード
撮像画面サイズ 22.2×14.8mm
使用レンズ キヤノンEFレンズ群(EF-Sレンズを含む)(有効撮影画角は、表記焦点距離の約1.6倍に相当)
レンズマウント キヤノンEFマウント
 撮像素子
形式 高感度・高解像度大型単板CMOSセンサー
画素数 カメラ部有効画素:約1220万画素
総画素:約1240万画素
アスペクト比 3:2
カラーフィルター方式 RGB原色フィルター
ローパスフィルター 固定式、撮像素子前面に配置
ダスト除去機能 (1)自動センサークリーニング
(2)手動センサークリーニング
(3)撮影画像へのダストデリートデータ付加
 記録形式
記録フォーマット DCF2.0
画像タイプ JPEG、RAW(14bit、キヤノン独自)
RAW+JPEG
同時記録
可能
ファイルサイズ (1)ラージ/ファイン:約4.3MB(4272×2848画素)
(2)ラージ/ノーマル:約2.2MB(4272×2848画素)
(3)ミドル/ファイン:約2.5MB(3088×2056画素)
(4)ミドル/ノーマル:約1.3MB(3088×2056画素)
(5)スモール/ファイン:約1.6MB(2256×1504画素)
(6)スモール/ノーマル:約0.8MB(2256×1504画素)
(7)RAW(ロウ) :約15.3MB(4272×2848画素)
* ファイルサイズは、被写体条件、ISO 感度、ピクチャースタイルなどにより異なる
画像番号 通し番号、オートリセット、強制リセット
 画像処理
色空間 sRGB、Adobe RGB
ピクチャースタイル スタンダード、ポートレート、風景、ニュートラル、忠実設定、モノクロ、ユーザー設定1〜3
ホワイトバランス オート、太陽光、日陰、くもり、白熱電球、白色蛍光灯、ストロボ、マニュアル
色温度補正 ホワイトバランス補正:1段ステップ±9段
ホワイトバランスブラケティング:1段ステップ±3段
* ブルー/アンバー方向、マゼンタ/グリーン方向に補正可能
色温度情報通信 対応
ノイズ低減 長秒時露光のノイズ低減
高感度撮影時の
ノイズ低減
高感度撮影時のノイズ低減
画像の明るさ
自動補正
オートライティングオプティマイザによる
高輝度側・階調優先 可能
オリジナル画像判定用データの付加 可能(オリジナルデータセキュリティキットOSK-E3により判定)
 ファインダー
方式 ペンタダハミラー使用、アイレベル式
視野率 上下左右とも約95%
倍率 約0.87倍(50mmレンズ・∞・−1m-1)
アイポイント 約19mm(接眼レンズ中心から)
視度調整範囲 −3.0〜+1.0m-1(dpt)
フォーカシング
スクリーン
固定式、プレシジョンマット
ミラー クイックリターン式全面ハーフミラー(透過:反射=40:60、ミラー切れ:EF600mm F4L IS USMまでなし)
ファインダー情報 AF情報(AFフレーム、合焦マーク)、露出情報(シャッター速度、絞り数値、AEロック、露出レベル表示、ISO感度、露出警告)、ストロボ情報(充電完了、ハイスピードシンクロ、FEロック、調光補正)、モノクロ撮影、ホワイトバランス補正、連続撮影可能枚数、SDメモリーカード情報
被写界深度確認 絞り込みボタンによる
 オートフォーカス
方式 TTL二次結像位相差検出方式
測距点 9点測距
輝度範囲 EV−0.5〜18(常温・ISO100)
フォーカスモード ワンショットAF、AIサーボAF、AIフォーカスAF、手動(MF)
AFフレーム選択 自動選択、任意選択
AFフレーム選択表示 ファインダー内スーパーインポーズと液晶モニターによる
AF補助光 内蔵ストロボ間欠発光方式
有効距離:中央部約4m/周辺部約3.5m
 露出制御
測光方式 35分割TTL開放測光
・評価測光(すべてのAFフレームに対応)
・部分測光(中央部・ファインダー画面の約9%)
・スポット測光(中央部・ファインダー画面の約4%)
・中央部重点平均測光
測光範囲 EV1〜20(常温・EF50mm F1.4 USM使用・ISO100)
露出制御方式 プログラムAE(全自動、ポートレート、風景、クローズアップ、スポーツ、夜景ポートレート、ストロボ発光禁止、プログラム)、シャッター優先AE、絞り優先AE、自動深度優先AE、マニュアル露出、E-TTL II 自動調光
ISO感度
(推奨露光指数)
かんたん撮影ゾーン:ISO 100〜800自動設定応用撮影ゾーン:ISO 100〜1600任意設定(1段ステップ)、自動設定
露出補正 手動:1/3、1/2段ステップ±2段(AEB併用可能)
AEB :1/3、1/2段ステップ±2段
AEロック 自動:評価測光のワンショットAF合焦時
手動:AEロックボタン押しによる
 シャッター
形式 電子制御式、フォーカルプレーンシャッター
シャッター速度 1/4000〜1/60秒、X=1/200秒
1/4000〜30秒・バルブ(すべての撮影モードを合わせて)
レリーズ方式 ソフトタッチ電磁レリーズ
セルフタイマー 10秒後/2秒後/10秒後連続撮影
リモコン リモートスイッチRS-60E3対応
リモートコントローラーRC-1/RC-5対応
 内蔵ストロボ
形式 リトラクタブル式、オートポップアップストロボ
調光方式 E-TTL II 自動調光
ガイドナンバー 13(ISO 100・m)
充電時間 約3秒
充電完了表示 ファインダー内ストロボ充電完了マーク点灯
照射角 焦点距離17mm相当の画角に対応
ストロボ調光補正 1/3、1/2段ステップ±2段
FEロック 可能
 外部ストロボ
対応ストロボ EXシリーズスピードライト
調光方式 E-TTL II 自動調光
ストロボ調光補正 1/3、1/2段ステップ±2段
FEロック 可能
外部ストロボ
設定機能
ストロボ機能設定、ストロボカスタム機能設定可能
画面サイズ
対応ズーム
対応
 ドライブ関係
連続撮影速度 最高約3.5コマ/秒(1枚撮影可能)
連続撮影可能枚数 JPEG(ラージ/ファイン):約53枚、RAW:約6枚
RAW+JPEG(ラージ/ファイン):約4枚
* 当社試験基準2GB SDメモリーカード使用時、ISO100、ピクチャースタイル:スタンダード設定時
* 被写体やSDメモリーカードの銘柄、記録画質などの設定により異なる
 ライブビュー機能
撮影方式 (1)ライブビュー撮影
(2)リモートライブビュー撮影(EOS Utilityがインストールされたパソコン接続時)
フォーカス 手動ピント合わせオートフォーカス(クイックモード、ライブモード)
測光方式 撮像素子による評価測光
測光範囲 EV 0〜20(常温・EF50mm F1.4 USM使用・ISO100)
グリッド表示 可能
露出表示 常時露出シミュレーション
 液晶モニター
形式 TFT式カラー液晶モニター
画面サイズ 3.0型
ドット数 約23万ドット
視野率 約100%
輝度調整 7段階に調整可能
表示言語 20言語
 再生機能
画像表示形式 1枚、1枚+記録画質、撮影情報、ヒストグラム、4枚/9枚インデックス、拡大ズーム(約1.5〜10倍)、画像回転、ジャンプ(1枚/10枚/100枚/撮影日)
ハイライト表示 可能(ハイライト部分を点滅表示)
 記録画像のプロテクト/消去
プロテクト 1枚単位でプロテクト、解除
消去 1枚/チェックマーク付き画像/カード内全画像の単位で消去(プロテクト画像を除く)
 ダイレクトプリント機能
対応プリンター PictBridge対応プリンター
印刷対応画像 DCFに準拠したJPEG画像(DPOF指定画像の印刷も可能)
簡単印刷機能 あり
 印刷指定機能
DPOF バージョン1.1準拠
 ダイレクト画像転送機能
転送対応画像 JPEG画像、RAW
* パソコン画面の背景として転送する場合はJPEG画像のみ
 カスタマイズ機能
カスタム機能 全13種
マイメニュー登録 可能
 インターフェース
USB端子 パソコン通信/ダイレクトプリント用(Hi-Speed USB)
ビデオ出力端子 NTSC/PAL選択可能
 電源
使用電池 バッテリーパックLP-E5、1個使用
* ACアダプターキットACK-E5使用により、AC駆動可能
* バッテリーグリップBG-E5装着時、単3形電池使用可能
撮影可能枚数
[約・枚]
常温(+23℃);ストロボ撮影なし約600枚、50%ストロボ撮影約500枚
低温(0℃);ストロボ撮影なし約500枚、50%ストロボ撮影約400枚
* フル充電のバッテリーパックLP-E5使用時
* CIPA(カメラ映像機器工業会)の試験基準による
電池チェック 自動
節電機能 あり、設定時間(30秒/1/2/4/8/15分)経過で電源切
日付/時計
機能用電池
内蔵型二次電池
起動時間 約0.1秒(CIPAの試験基準による)
 大きさ・質量
大きさ 128.8(幅)×97.5(高さ)×61.9(奥行)mm
質量 約475g(本体のみ)
 動作環境
使用可能温度 0℃〜+40℃
使用可能湿度 85%以下