北陸鉄道能美線 本寺井駅(廃止)
本寺井(ほんてらい)
寺井西口本寺井末信牛島
所在地 石川県能美郡寺井町寺井
所属事業者 北陸鉄道
所属路線 能美線
キロ程 3.7km(新寺井起点)
駅構造 地上駅
ホーム 島式ホーム1面2線
開業年月日 1925年(大正14年)8月13日
廃止年月日 1980年(昭和55年)9月14日
駅種別 無人駅
本寺井駅跡は寺井図書館となっています
本寺井駅跡は寺井図書館となっています
駅名標には寺井図書館の名も
寺井図書館
駅名標には寺井図書館の名も 寺井図書館
本寺井駅は、かつて石川県能美郡寺井町寺井(現:能美市寺井町)に位置していた北陸鉄道能美線の駅(廃駅)です。
旧寺井町の中心に位置する主要駅で、最盛期は乗降客・貨物取り扱い量ともに多かったのです。
島式ホームの1面2線を有する地上駅で、北側に駅舎と貨物側線、南側に車庫、西側には寺井農協の専用線がありましたが、衰退とともに全て失われ、廃止時点では貨物側線を撤去した跡に作られた片面ホーム1本だけの無人駅という寂しい姿となっていました。
能美線廃止後は、寺井図書館が設置されて、再び活気を取り戻しています。
実際、能美線沿線を一回りして最も活気があったのがこの駅跡でした。ですから、むしろ廃止時点での寂しい姿というのがちょっと想像できないですね。