北陸鉄道小松線 鵜川遊泉寺駅(廃止)
鵜川遊泉寺(うがわゆうせんじ)
軽海鵜川遊泉寺
所在地 石川県小松市游泉寺町
所属事業者 北陸鉄道
所属路線 北陸鉄道小松線
キロ程 5.9km(小松起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1929年(昭和4年)5月15日
廃止年月日 1986年(昭和61年)6月1日
駅種別  有人駅 
鵜川遊泉寺駅跡
鵜川遊泉寺駅跡
築堤が道路で分断されているのが分かります 未成線部分も築堤が続いています
築堤が道路で分断されているのが分かります 未成線部分も築堤が続いています
鵜川游泉寺駅は、かつて石川県小松市游泉寺町に位置していた、北陸鉄道小松線の駅です。
1986年(昭和61年)6月1日に小松線が廃止されたことにより当駅も廃駅となっています。
駅構造は片面ホーム1面で、機回しが可能な側線がありましたが、末期には小松駅側のポイントが撤去されていました。
ホームの小松駅寄りに木造の駅舎があり、川沿いには変電所が置かれていました。
駅跡は空き地となっており、代替バスの停留所名も鉄道駅時代の鵜川遊泉寺とされています。
道路拡張工事の影響で駅跡の一部が道路になっています。
当駅は、当初は遊泉寺駅として開業していましたが、1931年(昭和6年)に 鵜川遊泉寺駅に改称しています。
1945年(昭和20年)に当駅から能美線の加賀佐野駅へ延長して同線と接続する計画が立てられていました。
第一期工事として河田駅までの工事が行われ、中間には埴田駅が設置される予定でしたが、開業に至らぬまま中止され、既に完成していた路盤は放棄されています。駅から延びる築堤はその名残です。