北陸鉄道石川線 加賀一の宮駅(2009年11月1日廃止)
加賀一の宮(かがいちのみや
中鶴来加賀一の宮手取中島
所在地 石川県白山市白山町
所属事業者 北陸鉄道
所属路線 石川線(廃止) 金名線(廃止)
キロ程 15.9km(野町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員 79人/日(2006年)
開業年月日 1927年6月12日
廃止年月日 2009年11月1日
駅種別 無人駅
加賀一の宮駅
加賀一の宮駅
改札口 ホームの先は行き止まり
改札口 ホームの先は行き止まり
ホームから上り方面を見る 駅名表示板
ホームから上り方面を見る 駅名表示板
加賀一の宮駅は、石川県白山市白山町にある、北陸鉄道石川線の終着駅です。
ホームは単式ホーム1面1線で無人駅です。金名線があったころは2面2線でした。
開通当初は、鶴来−加賀一の宮間は金名線の区間だったのですが、1929年(昭和4年)3月11日に金沢電気軌道にこの区間が譲渡されて石川線に編入されたため、加賀一の宮−白山下間が金名線となったわけです。
ですから以前は当駅から金名線に接続していたのですが、1983年(昭和58年)10月1日に豪雨により大日川-下野間の大日川橋梁の橋脚周囲の岩盤が崩壊し、大日川-白山下間の運行を休止してバス代行に切り替えています。
1984年(昭和59年)3月11日には復旧したのですが、同年12月12日朝の運行開始前の点検で手取中島-加賀広瀬間の手取川橋梁の橋台を支持する岩盤が風化して危険な状態となっていることが判明したため、その日の始発より全線運休、全面バス代行となっています。残念ながらそのまま復旧することなく、1987年(昭和62年)4月29日付けで廃線となっています。
2009年11月1日付けで鶴来駅〜加賀一の宮間(2.1km)が廃止となり当駅も廃駅となっています。