IGRいわて銀河鉄道・金田一温泉駅
金田一温泉(きんたいちおんせん)
いわて銀河鉄道線   斗米 金田一温泉 目時
所在地 岩手県二戸市金田一字水梨14-1
所属事業者 IGRいわて銀河鉄道
所属路線 いわて銀河鉄道線
キロ程 78.4km(盛岡起点) 東京から613.7km
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員 188人/日(2024年)
開業年月日 1909年(明治42年)10月18日
駅種別 簡易委託駅
金田一温泉駅
金田一温泉駅
金田一温泉駅(きんたいちおんせんえき)は、岩手県二戸市金田一字水梨にある、IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線の駅である。
盛岡方面からは当駅までがIGRいわて銀河鉄道の管轄であり、北隣の目時駅より青森方面は青い森鉄道管轄となる(乗務員・車両は通し運用)。
日本国有鉄道(国鉄)・東日本旅客鉄道(JR東日本)時代は特急「はつかり」の一部(末期は1往復)が停車していた。

待合室 駅名標
待合室 駅名標
改札口 ホームと跨線橋
改札口 ホームと跨線橋

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。
互いのホームは跨線橋で連絡している。
二戸駅管理の簡易委託駅。硬券の乗車券の他、補充券、入場券を発売している。
JR時代の鉄筋コンクリート平屋建て駅舎が現在でも使用されているがJRからIGRへ移管する際、窓口の改造工事を行い現在の窓口を設置した。
駅舎には出札窓口がある。JR時代には北いわて農業協同組合(現・JA新いわて)のATMがあったが、2001年頃に撤去された。
2010年12月4日から2011年7月31日まで、6時半に当駅始発の北上行き(東北本線直通)列車が設定されていた(2010年12月3日までは八戸発であったが、八戸駅 → 当駅間を回送し当駅始発に見直し)が、翌8月1日から運行区間がいわて沼宮内発に見直され、その代替として6時25分に当駅始発の盛岡行き臨時列車が設定された。
なお、当駅 → 御堂間から盛岡以南の区間を利用する場合は、いわて沼宮内駅で「向いの(番線に停車中の)列車に乗り換える様に」と案内している。その後、この列車は定期化された。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 いわて銀河鉄道線 上り 盛岡方面
2 (上下ともに一部の列車) 
3 下り 八戸方面

歴史

  • 1909年(明治42年)
    • 10月18日:鉄道院の金田一駅(きんたいちえき)として開業(運転業務のみ取扱い)。
    • 11月25日:旅客・貨物扱い開始。
  • 1969年(昭和44年)12月16日:駅舎改築落成式挙行。
  • 1973年(昭和48年)1月1日:貨物扱い廃止。
  • 1982年(昭和57年):金田一商工会(現在は二戸商工会に統合)「金田一駅前簡易委託業務管理委員会」設立。
  • 1983年(昭和58年)2月1日:荷物扱い廃止。駅員無配置駅となり、簡易委託化(金田一商工会が業務を受託)。金田一駅長が廃止され、北福岡駅長(のち二戸駅長)管理下となる。
  • 1987年(昭和62年)
    • 2月1日:金田一温泉駅に改称。
    • 4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1992年(平成4年)7月:簡易委託の受託者が「金田一商工会」から二戸市のタクシー会社「玉川タクシー(現・玉川観光タクシー)」に変更。
  • 1993年(平成5年)4月1日:簡易委託の受託者が「玉川タクシー」から「二戸市農協(現・JA新いわて)」に変更。
  • 1998年(平成10年)4月:駅前に屋根付き駐輪場が設置される。
  • 2002年(平成14年)
    • 9月1日:いわて銀河鉄道への移管準備のため簡易委託を解除。
    • 12月1日:東北新幹線八戸延伸にともない、JR東日本から分離されたIGRいわて銀河鉄道へ移管。特急「はつかり」の停車がなくなる。委託再開(委託先:金田一温泉駅協議会)。