JR東日本上越線 後閑駅
後閑(ごかん)
沼田後閑上牧
所在地 群馬県利根郡みなかみ町後閑1237
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 上越線
キロ程 46.6km(高崎駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員 785人/日(2017年) 
開業年月日 1926年(大正15年)11月20日
駅種別 無人駅 自動券売機 簡易Suica改札機
後閑駅
後閑駅
改札口には簡易Suika改札機が設置されています 3番ホームに107系電車が到着します
改札口には簡易Suika改札機が設置されています 3番ホームに107系電車が到着します
後閑駅がまだ有人駅だった頃 115系電車
後閑駅がまだ有人駅だった頃 115系電車
猿ヶ京行きのバス コンコース
猿ヶ京行きのバス コンコース
SLぐんまみなかみ
SLぐんまみなかみ
後閑駅は、群馬県利根郡みなかみ町後閑にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線の駅です。
当駅は単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の合計2面3線のホームを有する地上駅です。このうち中線は上越新幹線開業以降ホームに柵が設置され、ホーム番号も欠番となっているので、実質は2面2線です。
2つのホームは駅舎の沼田寄りにある屋根つきの跨線橋で結ばれています。
当駅はその他側線を2本もっており、これらはいずれも3番線の北東側にあります。1本は駅の上牧方で本線から分岐しホームの沼田方で再び合流するもの、もう1本は1本目の側線から上牧方で分岐して沼田方に進み、駅の構内中ほどで再び1本目の側線に合流するものとなっています。
1961年(昭和36年)築の駅舎はコンクリート造りの建物で、大きな切妻屋根が特徴的です。外部から見て左側が駅務室、右側が独立した待合室となっており、間にコンコースがあります。
2018年(平成30年) 4月19日までは有人駅でみどりの窓口もありましたが、翌4月20日からは無人化されて水上駅管理の無人駅となっています。自動券売機1台、簡易Suica改札機、乗車駅証明書発行機が設置されています。
当駅の発車メロディは『ふる里「みなかみ」』(なつこ)が使用されている。
かつて、当駅3番線ホーム向かいに静態保存されていた蒸気機関車D51 498は現在、JR東日本の観光列車を牽引しています。
横浜博覧会開催の目玉として蒸気機関車を復活、運用させることになった。もっとも保存状況の良い静態保存機を捜した結果、このD51 498と交通博物館に展示されていたC57 135の状況が良好と判明し、「蒸気機関車といえばデゴイチだろう」という理由でD51 498が選定されています。その後オリエント急行牽引の大役を務め、現在はSLぐんま みなかみなどのJR東日本のイベント列車の牽引機として活躍中です。
運行回数も多く、臨時列車というよりは上越線の週末の観光列車の感があるが、同車の里帰りの意味が大きいため、SLぐんま みなかみは小さな駅にもかかわらず当駅に停車します

バス路線

乗場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
  鎌田線 沼田駅、鎌田、鳩待峠バス連絡所 大清水 関越交通 冬期運休
戸倉スキー場 冬季運転
沼田駅、鎌田 鳩待峠バス連絡所
猿ヶ京線 沼田駅 沼田市保健福祉センター前
  上毛高原駅、湯宿温泉、猿ヶ京温泉 猿ヶ京
鎌田線   上毛高原駅


利用状況
JJR東日本によると、2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員は785人でした。
近年の推移は以下のとおりである。
2000年に比べると大幅に減少していて、困ったものです。この辺りには多数の温泉があるのですがそれらへの客が減少しているのか、それとも上越線を利用しなくなっているのか、あるいは両方か。

1日平均乗車人員推移
年度 乗車人員 年度 乗車人員
2000年(平成12年) 1,328 2009年(平成21年) 993
2001年(平成13年) 1,243 2010年(平成22年) 965
2002年(平成14年) 1,138 2011年(平成23年) 913
2003年(平成15年) 1,099 2012年(平成24年) 913
2004年(平成16年) 1,049 2013年(平成25年) 930
2005年(平成17年) 1,053 2014年(平成26年) 861
2006年(平成18年) 1,054 2015年(平成27年) 846
2007年(平成19年) 1,025 2016年(平成28年) 812
2008年(平成20年) 1,017 2017年(平成29年) 785

駅の歴史
  • 1926年(大正15年)11月20日:上越南線が沼田駅から当駅まで延伸したことに伴い開業しました。
  • 1928年(昭和3年)10月30日:上越南線が当駅から水上駅まで延伸。中間駅となっていています。
  • 1931年(昭和6年)9月1日:水上駅から越後湯沢駅までの開通により、高崎駅から宮内駅までが全通、当駅を含む同区間が上越線となりました。
  • 1961年(昭和36年)9月:駅舎を改築しました。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄の分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となっています。
  • 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用を開始しました。
  • 2018年(平成30年) 4月19日:この日をもってみどりの窓口が営業終了しました。
  • 4月20日:この日より終日無人駅となります。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 上越線  下り 越後湯沢・長岡方面
3 上り 渋川・高崎方面