富山県のダム
  小牧ダム(こまきだむ)    
形式 重力式コンクリートダム
用途 発電
所在地名 富山県砺波市庄川町小牧字矢ヶ瀬
位置 北緯36度33分24秒 東経137度00分30秒
河川名 庄川水系庄川
ダム湖名 小牧湛水池 (こまきたんすいち)
着手/竣工 1925/1930
堤高 堤頂長 堤頂幅 堤体積 堤頂標高
79.2m 300.8m 3.58m 289,000m3 EL.181.8m
流域面積 湛水面積 総貯水容量 有効貯水容量
1100ku 145ha 37,957,000m3 18,858,000m3
小牧水力発電所
最大出力 使用水量 落差 形式
85,600kw 138.74m3/s 68.46m ダム水路式
接近難易度(A-D) A 国道のそばです
開放度(A-D) B 天端は歩いて渡れます
総合評価(A-D) B 下流側の眺望がイマイチかな
小牧ダム全景
小牧ダム全景
木材運搬設備 右岸下流から堤体を眺める
木材運搬設備 右岸下流から堤体を眺める
上流側からのラジアルゲート 左岸上流から堤体を眺める
上流側からのラジアルゲート 左岸上流から堤体を眺める
魚道跡を上から眺める 右岸から天端を眺める
魚道跡を上から眺める 右岸から天端を眺める
土木学会選奨土木遺産2001 登録有形文化財
土木学会選奨土木遺産2001 登録有形文化財
ラジアルゲート 堤体を右岸から見る
ラジアルゲート 堤体を右岸から見る
ラジアルゲートを正面から ダム湖に船が浮いていました
ラジアルゲートを正面から ダム湖に船が浮いていました
水利使用標識 発電のため 水利使用標識 かんがいのため?
水利使用標識 発電のため 水利使用標識 かんがいのため?
ダム直下の減勢工 これは曲線重力式コンクリートダムですね
ダム直下の減勢工 これは曲線重力式コンクリートダムですね
小牧ダム遠景 ダム湖は小牧湛水池と呼ばれています
小牧ダム遠景 ダム湖は小牧湛水池と呼ばれています
エレベーター魚道の操作室跡 駐車場にある看板です
エレベーター魚道の操作室跡 駐車場にある看板です
小牧ダムパノラマ写真
小牧ダムパノラマ写真

小牧ダムも庄川流域の発電用ダム群のひとつで、例によって巨大なクレストゲートをなんと17門も並べています。
はっきりいって凄すぎます。一度見たら忘れられないほどです。
私が行ったときにはなんと9門から一斉放水していました。こんなの滅多に見られないのでは。
また、このダムは、写真のように土木学会選奨土木遺産2001に選定されています。
また登録有形文化財にも指定されています。
建設当時は、東洋最大のダムと呼ばれて、昭和初期の土木工事の代表的な作品のひとつです。
完成当時にはエレベータ式魚道も備えていて画期的な設備を備えていたのですが、完成後4年で水害により魚道が破損してしまい撤去されています。その跡が今でも残っていて往時を偲ぶことができます。
またダム湖上流には大牧温泉があり、遊覧船に乗ってダム湖を渡らないと大牧温泉には行けないのです。