富山県のダム
  熊野川ダム(くまのがわだむ)    
形式 重力式コンクリートダム
用途 洪水調節・発電・上水道用水・流量調節
所在地名 富山県富山市手出
位置 北緯36度33分39秒 東経137度18分47秒
河川名 神通川水系熊野川
ダム湖名
着手/竣工 1970/1984
管理 富山県
堤高 堤頂長 堤頂幅 堤体積 堤頂標高
89.0m 220m 7.5m 371,000m3 EL.329m
流域面積 湛水面積 総貯水容量 有効貯水容量
39.8ku 34ha 9,100,000m3 7,600,000m3
熊野川水力発電所
最大出力 使用水量 落差 形式
7,000kw 6.0m3/s 140.0m ダム水路式
接近難易度(A-D) B 途中の道が狭い
開放度(A-D) B 天端に入れます
総合評価(A-D) B 下流側へ入れないのが難点
熊野川ダム全景
熊野川ダム全景
堤体上から導流部を眺める 上流側から選択取水塔を眺める
堤体上から導流部を眺める 上流側から選択取水塔を眺める
クレストゲート 堤体とダム湖
クレストゲート 堤体とダム湖
インクライン ダム湖
インクライン ダム湖
天端は自動車も通行可能です 水利使用標識
天端は自動車も通行可能です 水利使用標識

熊野川ダムは、洪水調節・発電・上水道用水・流量確保を用途に持つ多目的ダムです。
ここから熊野水力発電所に最大6.0m3/sを送水し、最大出力7,000kwの発電を行っています。
選択取水設備は、ダム湖に突き出た塔です。
導流部で水が流れ出ているのは、河川維持用の常用洪水吐でジェットフローバルブから放流されています。
堤体の最上部からは自然越流式の洪水吐が全幅に渡って口を開いています。
このダムの目的のひとつに富山市への上水道用水確保があったのですが、上水道需要の頭打ちで現在もここから上水道用水の取水は行われていません。