愛知県のダム

  黒田ダム(くろだだむ)
形式 重力式コンクリートダム
用途 発電
所在地名 愛知県豊田市黒田町
位置 北緯35度11分14秒 東経137度28分34秒
河川名 矢作川水系黒田川
ダム湖名 黒田貯水池 (くろだちょすいち)
着手/竣工 1973/1980
管理 中部電力(株)
堤高 堤頂長 堤頂幅 堤体積 堤頂標高
45.2m 332m m 145,000m3 EL.870m
流域面積 湛水面積 総貯水容量 有効貯水容量
8Ku 80ha 11,050,000m3 10,100,000m3
奥矢作第一発電所
最大出力 使用水量 落差 形式
315,000kw 234m3/s 161.3m  ダム水路式
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黒田ダムは、中部電力が所有する発電専用ダムです。
この黒田ダムは、既設の黒田ダムを10.2m嵩上げしたものです。
既設重力式コンクリートダムの背面にコンクリートを打ち足して今の姿になりました。
元々は黒田発電所(自流式)の貯水池でしたが 、揚水式発電所の上部貯水池とするため堤体を嵩上げして、貯水容量を倍増しました。
奥矢作第一・第二発電所は中部電力初の純揚水式発電所で世界的にも珍しい二段式揚水発電所になっています。
その上部貯水池が黒田ダムの黒田貯水池で、下部貯水池が矢作ダム(矢作湖)です。
しかも中間に富永ダム(富永調整池)があります。
黒田ダムから送水され、途中にある奥矢作第一発電所で、最大出力315,000kwの発電を行っています。
そして一旦富永ダムに流れ込んだ水がさらに導水管で奥矢作第二発電所に送られ、最大出力780,000kwの発電を行い、下部貯水池である矢作ダムへ放流されます。