香川県のダム

  満濃池(まんのういけ)
形式 アースダム
用途 灌漑用水
所在地名 香川県仲多度郡まんのう町神野
位置 北緯34度9分54秒 東経133度51分55秒
河川名 金倉川水系金倉川
ダム湖名 満濃池(まんのういけ)
着手/竣工 /1959
管理 満濃池土地改良区
堤高 堤頂長 堤頂幅 堤体積 堤頂標高
32m 155.8 m m 218,000 m3 m
流域面積 湛水面積 総貯水容量 有効貯水容量
98.8Ku 139ha 15,400,000 m3 15,400,000 m3
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満濃池は、満濃池土地改良区が管理する灌漑用水専用のアースダムです。
この満濃池は、大宝年間( 700〜704 )に建設されたと伝えられています。その後決壊したが、弘仁12年( 821)僧空海がわずか2ケ月で再築しています。その後再び決壊して、鎌倉、戦国時代を含めた約 450年間は復興されていませんでした。
寛永8年(1631)には西嶋八兵衛によって再築され、その後も、安政元年(1854年)の大地震で再び破堤し、高松藩執政松崎渋右衛門の支援のもと、榎井村の長谷川佐太郎(はせがわさたろう)らの尽力によって明治3年(1870年)に復旧、明治39年には第1次嵩上げ工事、昭和2年第2次嵩上げ工事の後、昭和36年の嵩上げ工事によって堤高32mの現在の満濃池の姿になっています。言うまでもなく日本を代表する歴史あるため池で、灌漑用アースダムとしては最大級の規模となります。