長野県のダム
  七倉ダム(ななくらだむ)    
形式 ロックフィルダム
用途 発電
所在地名 長野県大町市大字平字高瀬入
位置 北緯36度29分25秒 東経137度44分07秒
河川名 信濃川水系高瀬川
ダム湖名
着手/竣工 1969/1978
管理 東京電力
堤高 堤頂長 堤頂幅 堤体積 堤頂標高
125m 340m 12m 7380,000m3 EL.1054m
流域面積 湛水面積 総貯水容量 有効貯水容量
150ku 72ha 32,500,000m3 16,200,000m3
中の沢水力発電所
最大出力 使用水量 落差 形式
42,000kw 35m3/s 140.8m ダム水路式
接近難易度(A-D) A 特に困難さはない
開放度(A-D) B 天端の一部に入れません
総合評価(A-D) B 一部立入禁止が痛い
七倉ダム全景
七倉ダム全景
下流側から導流部 階段の途中から堤体
下流側から導流部 階段の途中から堤体
ダム湖 上流側からローラーゲート
ダム湖 上流側からローラーゲート
洪水吐 堤体上流側
洪水吐 堤体上流側
導流路下部 洪水吐と導流路上部
導流路下部 洪水吐と導流路上部
堤体下部に駐車場 天端は一部立入禁止です
堤体下部に駐車場 天端は一部立入禁止です
天端から堤体下部を見下ろす 賽の河原か・・・
天端から堤体下部を見下ろす 賽の河原か・・・
天端から導流部を見下ろす 階段を登らないと天端には辿り着けません
天端から導流部を見下ろす 階段を登らないと天端には辿り着けません
説明板 水利使用標識
説明板 水利使用標識

七倉ダムは、発電専用のロックフィルダムです。高瀬川には、下流から大町ダム、七倉ダム、高瀬ダムと3つのダムがあります。
高瀬ダムは、日本でも第二位の堤高176mを誇る巨大ダムですが、七倉ダムも堤高125mとなかなかのものです。
このダム自体も発電専用ダムですが、このダム湖は、新高瀬川発電所(揚水発電)の下部貯水池でもあります。
上部貯水池は、上流の高瀬ダムになります。
七倉ダムは、アクセスは容易ですが、堤体の下部に駐車場があり、天端に上がるには導流部そばの階段を登らないといけません。ところがこの階段を登るのはかなりの苦行ですので、あなたの体力が試されることになります。
もっとも天端に上がっても天端の大半が立ち入り禁止になっていて今ひとつですが、ダム湖や堤体上流側を見るには階段を登らないといけません。実際に階段を登ると景色も良いし、それなりの意味はあります。
この七倉ダムには非常用洪水吐としてローラーゲートが2門ありますが、取水設備ははっきりとは確認できませんでした。
それらしいものはあるのですが、天端に入れないと確認できない位置にあるのです。