群馬県のダム

  野反ダム(のぞりだむ)
形式 ロックフィルダム
用途 発電
所在地名 群馬県吾妻郡六合村大字入山
位置 北緯36度43分7秒 東経138度38分29秒
河川名 信濃川水系中津川
ダム湖名 野反湖(のぞりこ)
着手/竣工 1953/1956
管理 東京電力(株)
堤高 堤頂長 堤頂幅 堤体積 天端標高
44m 152.5m 5m 191,840m3 1,517m
流域面積 湛水面積 総貯水容量 有効貯水容量
16.56Ku 180ha 27,050,000m3 26,750,000m3
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野反ダムは、東京電力が所有する発電専用のロックフィルダムです。
このダムは、コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダムと呼ばれるたいへん珍しい形式のダムです。
この形式は、ダムの表面をコンクリートで遮水する方式で、クラックが入りやすいのが欠点です。
野反ダムは、通常の発電堤体とは異なり、上流で水を貯めて水不足の時には放流して下流のダムに水を補給する役割を持っていて、このダムで直接発電しているわけではないのです。
そのため、このダムはたいへん標高が高いところにあり、天端標高1,517mは南相木ダム(1,532m)に次ぐ第2位です。
ダム湖は、野反湖と呼ばれていて、ダム水源池環境整備センターの「ダム湖百選」に選定されています。