形式 |
重力式コンクリートダム |
用途 |
河川維持用水・発電 |
所在地名 |
奈良県五條市大塔町辻堂大和田 |
位置 |
北緯34度10分46秒 東経135度44分29秒 |
河川名 |
新宮川水系熊野川 |
ダム湖名 |
猿谷貯水池 (さるたにちょすいち) |
着手/竣工 |
1950/1957 |
管理 |
近畿地方整備局 |
堤高 |
堤頂長 |
堤頂幅 |
堤体積 |
堤頂標高 |
74m |
170.0 m |
m |
174,000 m3 |
EL.439m |
流域面積 |
湛水面積 |
総貯水容量 |
有効貯水容量 |
214.9Ku |
100ha |
23,300,000 m3 |
17,300,000 m3 |
西吉野第一水力発電所 |
最大出力 |
使用水量 |
落差 |
形式 |
33,000kw |
16.7m3/s |
231.3m |
ダム水路式 |
西吉野第二水力発電所 |
最大出力 |
使用水量 |
落差 |
形式 |
13,100kw |
20m3/s |
77.6m |
ダム水路式 |
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猿谷ダムは、近畿地方整備局が所有する河川維持用水・発電を目的とする重力式コンクリートダムです。
ここから西吉野第一水力発電所に送水し、最大出力33,000kwの発電を行っています。
また西吉野第一水力発電所の放流水が黒渕調整池を経て、さらに西吉野第二水力発電所へ送水され、最大出力13,100kwの発電を行っています。
この猿谷ダムは、国土交通省直轄ダムなのに洪水調節機能がないのはいったいどうしたのでしょうか。
これは、このダムを計画した十津川・紀の川総合開発事業の目的が利水目的だからです。
実は熊野川流域のダムは発電目的が主でいずれも洪水調節機能を持っていないために水害が発生したときの防御能力が弱く、過去にも何度も水害で被害が出ているのです。 |
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