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| 形式 | 重力式コンクリートダム |  
| 用途 | 河川維持用水・発電 |  
| 所在地名 | 群馬県吾妻郡六合村大字入山字品木 |  
| 位置 | 北緯36度37分41秒 東経138度38分4秒 |  
| 河川名 | 利根川水系湯川 |  
| ダム湖名 | 上州湯の湖(じょうしゅうゆのこ) |  
| 着手/竣工 | 1961/1965 |  
| 管理 | 国土交通省関東地方整備局 |  
| 堤高 | 堤頂長 | 堤頂幅 | 堤体積 | 堤頂標高 |  
| 43.5m | 106m | 3m | 52,000m3 | EL.911.5m |  
| 流域面積 | 湛水面積 | 総貯水容量 | 有効貯水容量 |  
| 31Ku | 12ha | 1,668,000m3 | 1,273,000m3 |  
| 湯川発電所 |  
| 最大出力 | 使用水量 | 落差 | 形式 |  
| 8,200kw | 4.5m3/s | 219.8m | ダム水路式 |  | NO IMAGE |  |  
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| 品木ダムは、関東地方整備局が管理する河川維持用水・発電を目的とする重力式コンクリートダムです。 このダムの役割は、吾妻川が草津白根山に起因する酸性河川だったために、湯川からの強酸性の水を石灰を混ぜて中和して、ダム湖が中和のために投入される石灰と酸との化学反応の結果発生する中和化合物を堆積させ、湖内をゆっくり水が流れることによって中和反応を促進する機能を持っています。これにより吾妻川は、魚が生息する川に生まれ変わったのです。
 ということでこのダムは世界で始めて河川中和事業に成功したという輝かしい実績があるのです。
 さらに湯川発電所で最大出力8,200kwの発電も行っています。
 現在、品木ダム再開発事業が始まっていて中和工場を改築することになっています。
 また湖の堆砂率は79.8%となっていてこれを放置すると中和機能に影響を及ぼすため、堆砂を取り除くための浚渫も続けられています。
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