JR信越本線 東三条駅
東三条(さんじょう)
信越本線 三条 東三条 保内
弥彦線 北三条
所在地 新潟県三条市東三条一丁目
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 信越本線 弥彦線
キロ程 96.2km(直江津駅起点)
17.4km(弥彦駅起点) 
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員 2,704人/日(2018年)
開業年月日 1897年(明治30年)11月20日
駅種別 直営駅 みどりの窓口  自動券売機
東三条駅
東三条駅
普通列車が停車しています しらゆきが停車しました
普通列車が停車しています しらゆきが停車しました
E001系 島式ホーム
E001系 島式ホーム
0番線と1番線がある切欠きホーム
0番線と1番線がある切欠きホーム
東三条駅は、新潟県三条市東三条にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)信越本線・弥彦線の駅です。
三条市の中心駅。旧市街地へは信越本線南隣の三条駅、現在の中心市街地へは弥彦線西隣の北三条駅が近いのですが、弥彦線開通以後は、三条市は当駅を中心に発展したため、駅の規模としてもこちらが大きくなっており、路線バスも当駅を中心に発着しています。また、上越新幹線の燕三条駅の営業キロは当駅が基準となっています。
当駅には信越本線と弥彦線の2路線が乗り入れ、接続駅となっています。当駅の所属線は信越本線です。
ただし、JR貨物の第二種鉄道事業の路線は信越本線のみとなっています。
またJR東日本が運行する旅客列車の発着はありますが、JR貨物が運行する貨物列車の発着は1998年(平成10年)以降なくなっています。
弥彦線はかつては途中駅でしたが、1985年に当駅から越後長沢駅の間が部分廃止されてからは、当駅が終点となっています。
当駅は単式ホーム(一部切欠きホーム)1面2線、島式ホーム1面2線を持つ地上駅です。両ホームと南口駅舎との間は跨線橋で連絡しています。
直営駅(駅長・助役配置)です。1番線に面する正面口駅舎(北側)内には有人改札口を兼ねるみどりの窓口(営業時間 6、00 - 22、00)が設けられています。
正面口駅舎にはこのほか自動券売機(タッチパネル式1台)、待合室、コンビニエンスストア(Suica電子マネー利用可)、トイレなどが設置されています。南口駅舎は終日無人で、自動券売機(タッチパネル式1台)と利用客対応用のインターホン、自動販売機などが設置されています。なお自動改札機は正面口に3通路、南口に2通路設置されており、全通路でSuicaおよび相互利用を実施しているICカードが利用できます。また改札内には自動精算機が正面口・南口に各1台設置されています。

東三条オフレールステーション(略称、東三条ORS)は、かつてJR貨物東三条駅に属していたコンテナ集配基地です。
旅客駅の東側(住所は三条市三竹三丁目1-60)に設置されていました。
12フィートのコンテナ貨物を取扱っており、貨物列車代替のトラック便が南長岡駅との間で1日3往復・新潟貨物ターミナル駅との間で1日6往復の運行されていました。
以前はJR貨物東三条駅は貨物列車が発着していましたが、1998年(平成10年)にトラック代行輸送に転換され自動車代行駅となっています。
2006年(平成18年)には、駅の一部がオフレールステーションとなっています。
しかし、2012年のダイヤ改正でそのトラック便も廃止され、東三条オフレールステーションの営業は終了しています。
同時に、JR貨物東三条駅は、貨物列車・トラック便ともに定期便の設定がない車扱臨時取扱駅となっています。

1897年(明治30年)11月20日、北越鉄道の一ノ木戸駅(いちのきどえき)として、沼垂 - 当駅間の開通時に開業しています。
1898年(明治31年)6月16日、北越鉄道線が長岡駅まで開通しました。
1907年(明治40年)8月1日、北越鉄道が国有化。国鉄の駅となります。
1925年(大正14年)4月10日、越後鉄道線(現・弥彦線)燕 - 当駅間が開通、当駅に乗り入れています。
1926年(大正15年)8月15日、東三条駅に改称しました。
1927年(昭和2年) 7月31日、越後鉄道線が越後長沢駅まで開通します。
10月1日、越後鉄道が国有化、国鉄弥彦線となります。
1944年(昭和19年)10月16日、弥彦線 当駅 - 越後長沢間が不要不急線として休止されています。
1946年(昭和21年)10月1日、弥彦線 当駅 - 越後長沢間が営業再開しています。
1959年(昭和34年)1月、現駅舎に改築しました。
1962年(昭和37年)5月20日、構内が電化されています。
1985年(昭和60年)4月1日、弥彦線 当駅 - 越後長沢間が廃止されました。
1987年(昭和62年)4月1日、国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物が継承しています。
1997年(平成8年)9月15日、弥彦線 燕三条 - 当駅間高架化により、東三条駅付近のルートを変更しています。 信越本線をアンダーパスして駅東側4・5番線に入る形態を廃止、直接駅西側のホームに入る形式に変更し、急カーブを解消しました。
1998年(平成10年)4月1日、貨物列車の発着が廃止され、自動車代行輸送を開始します。
2000年(平成12年)12月12日、駅構内の信号制御盤をてこ式から電子連動装置に交換し、使用を開始しました。
2003年(平成15年)3月、黒姫 - 越後石山間CTC・PRC化され、当駅での運転取扱業務が終了しました。
2005年(平成17年)1月27日、自動改札機の供用を開始しました。
2006年(平成18年) 1月21日、新潟都市圏でICカード「Suica」のサービスを開始しました。
4月1日、東三条オフレールステーションが発足しました。
2012年(平成24年)3月17日、トラック便廃止により東三条オフレールステーションが営業を終了しました。JR貨物の駅は定期便設定なしの貨物駅となります。
2016年(平成28年) 3月6日、北口外観改装工事が完了しました。
4月15日、北口にてリニューアルセレモニーを開催し本格営業を開始しました。
のりば
番線 路線 方向 行先 備考
0 弥彦線 上り 燕三条・吉田・弥彦方面 当駅始発
1 信越本線 下り 加茂・新津・新潟方面
2 (待避列車)
弥彦線 上り 燕三条・吉田・弥彦方面
3 信越本線 長岡方面