広島県のダム

  帝釈川ダム(たいしゃくがわだむ)
形式 重力式コンクリートダム
用途 発電
所在地名 広島県庄原市東城町三坂
位置 北緯34度49分40秒 東経133度14分5秒
河川名 高梁川水系帝釈川
ダム湖名 神竜湖 (しんりゅうこ)
着手/竣工 2002/2006
管理 中国電力(株)
堤高 堤頂長 堤頂幅 堤体積 堤頂標高
62.4m 39.5 m m 45,000 m3 m
流域面積 湛水面積 総貯水容量 有効貯水容量
120.0Ku 66ha 14,278,000 m3 7,490,000 m3
新帝釈川発電所
最大出力 使用水量 落差 形式
11,000kw 10m3/s 129m  ダム水路式
NO IMAGE

帝釈川ダムは、中国電力(株)が所有する発電専用の重力式コンクリートダムです。
ダム湖は、神竜湖と呼ばれていて、(財)ダム水源池環境整備センターのダム湖百選に選定されています。
新帝釈川発電所では最大出力11,000kwの発電を行っています。
この帝釈川ダムは、なんと堤高が堤頂長を上回るという縦長ダムで、その比率1.58は、日本でも最大です。
このダムは、最初の完成が大正13年でその時点では堤高56.4mで日本最大のダムでした。
その後、昭和6年に堤高62.1mに嵩上げされ、さらに平成18年の再開発で堤高62.4m、堤頂長39.5mとリニューアルされました。2回に渡って堤高が嵩上げされるのは珍しいでしょう。
というわけで土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されています。