JR東日本・古河駅
古河(こが)
東北本線(宇都宮線)   栗橋 古河 野木
所在地 茨城県古河市本町一丁目1-15
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線(宇都宮線)
キロ程  64.7km(東京起点) 
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員 11,548人/日(2024年)
開業年月日 1885年(明治18年)7月16日
駅種別 直営駅
古河駅
古河駅
古河駅(こがえき)は、茨城県古河市本町(ほんちょう)一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅。
「宇都宮線」の愛称区間に含まれており、上野駅発着系統と、新宿駅経由で横須賀線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。
東北本線の駅で唯一茨城県内に所在する。両隣の駅は所在地がそれぞれ埼玉県と栃木県のため、隣接する3駅連続で所在県が変わる。駅ビル「VAL古河」が併設されている。茨城県の鉄道駅で最西端に位置する。
相対式ホーム E231系電車
相対式ホーム E231系電車
駅名標 自動改札
駅名標 自動改札

駅構造

島式ホーム2面4線を有する高架駅。2007年(平成19年)3月にエレベーターが設置された。
東北本線大宮駅 - 小山駅間で唯一、上下線別々の列車待避が可能。
自動券売機、多機能券売機、指定席券売機、Suica対応自動改札機が設置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1・2 宇都宮線(東北線) 下り 小山・宇都宮・黒磯方面
3・4 宇都宮線(東北線) 上り 大宮・東京・新宿・横浜・大船方面
湘南新宿ライン
上野東京ライン

  • 1番線が下り副本線(一部上り始発)、2番線が下り本線、3番線が上り本線、4番線が上り副本線。
    湘南新宿ラインの列車は前述のように横須賀線へ直通する。
  • 上り列車は快速と普通の相互接続を行う列車が設定されている。
  • 当駅の東京方には下り線から上り線、宇都宮方には上り線から下り線への渡り線が設けられている。2010年12月4日の改正では下り列車が日中の1時間に1本のみ当駅で折り返しとなり、始発の上り列車として下りホーム1番線を使用する。日中、東海道線・上野東京ライン熱海・小田原方面からの当駅止まりが折り返し上野東京ライン東海道線直通方面列車となる。4番線は宇都宮方面への折り返し運転が可能となっているが、通常ダイヤにおける当駅始発の宇都宮方面行きは設定されていない。
  • 当駅止まりの下り列車は一部を除いて湘南新宿ライン新宿方面からの小金井・宇都宮方面行き列車に同一ホームで接続し、上り始発上野行きは平日朝1本を除き宇都宮・小金井方面からの湘南新宿ライン新宿方面行きと接続しない。大宮駅で後発の湘南新宿ライン快速に接続する。

歴史

  • 1885年(明治18年)7月16日:日本鉄道(現・東北本線)大宮駅 - 宇都宮駅間の開業と同時に開設。
  • 当時利根川の架橋は完了しておらず、この区間には鉄道連絡船が運行され、栗橋駅 - 当駅間の現在の利根川畔には中田仮停車場が設けられて利根川橋梁の開通まで運用された。
  • 現在の常磐線・水戸線にあたる路線はまだ開通しておらず、当駅は茨城県内で最初に設置された鉄道駅である。
  • 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が鉄道国有法により国有化。
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により東北本線の所属となる。
  • 1936年(昭和11年)4月8日:駅舎改築。
  • 1953年(昭和28年)1月22日:駅東口開業。
  • 1981年(昭和56年)4月14日:貨物の取り扱いを廃止。
  • 1983年(昭和58年)3月28日:上り線高架化。
  • 1984年(昭和59年)
    • 3月19日:下り線高架化。
    • 3月24日:高架下の新駅舎使用開始。
    • 4月12日:高架化完成竣工式。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月28日:駅ビル「VAL-Koga」開業。
    • 4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1995年(平成7年)3月1日:自動改札機導入
  • 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2007年(平成19年)3月:エレベーター設置。
  • 2023年(令和5年)10月26日:みどりの窓口の営業を終了。