JR東日本・白河駅
白河(しらかわ)
東北本線   新白河 白河 久田野
所在地 福島県白河市郭内222
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線
キロ程  188.2km(東京起点) 
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員 574人/日(2024年)
開業年月日 1887年(明治20年)7月16日
駅種別 業務委託駅 みどりの窓口
白河駅
白河駅
白河駅(しらかわえき)は、福島県白河市郭内(かくない)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
事務管コードは▲411027を使用している。
ホーム 駅名標
ホーム 駅名標
待合室 コンコース
待合室 コンコース

駅構造

島式ホーム1面2線と木造駅舎を有する地上駅である。
郡山駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。みどりの窓口が設置されている。

のりば

番線 路線 方向  行先
1 東北本線 上り 新白河・黒磯・宇都宮方面
2 下り 郡山・福島・仙台方面

運輸通信省 白棚線

白棚線(はくほうせん)は、福島県白河市の白河駅と同県東白川郡棚倉町の磐城棚倉駅を結んでいた運輸通信省の鉄道路線、およびこれを引き継いだジェイアールバス関東の自動車路線である。
白棚鉄道として1916年に開業、1938年に鉄道国有化により買収され白棚線となった。
1944年には全線休止となり、バスに転換された。
戦後には復活も検討され、レールバスを運行する計画もあり、同線向けにキハ10000形気動車やDD11形ディーゼル機関車の設計製造も行われたものの、最終的に鉄道としての復活を断念し、線路敷を専用道路に転用してバス路線として運行されることとなった。
バス路線の一部区間はバス専用道路に転用されている。
白河駅(廃止)
白棚線   白河 登町
所属事業者 運輸通信省
所属路線 白棚線
キロ程 0.0 km(白河起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1916年(大正5年)10月8日
廃止年月日 1944年(昭和19年)12月11日より休止

歴史

  • 1887年(明治20年)7月16日:日本鉄道の駅として開業。同年8月19日にあった皆既日食の観測が国家事業と位置付けられ、これに間に合わせるため、突貫工事で開通させての開業となった。
  • 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が鉄道国有法により国有化。
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称の制定により、東北本線の所属となる。
  • 1916年(大正5年)10月8日:白棚鉄道が開業。
  • 1920年(大正9年)10月10日:白坂駅 - 当駅間の経路変更により、移転。
  • 1921年(大正10年)6月10日:現在の駅舎の使用を開始。
  • 1938年(昭和13年)10月1日:白棚鉄道が国に借り上げられる。
  • 1941年(昭和16年)5月1日:白棚鉄道が国有化。鉄道省白棚線となる。
  • 1944年(昭和19年)12月11日:白棚線が不要不急線として営業を休止。省営自動車白棚線が開業。
  • 1959年(昭和34年)7月1日:黒磯駅 - 当駅間が交流電化される。
  • 1968年(昭和43年)10月1日:特急「あいづ」が当駅に停車することになり、それまで急行のみの停車だったものから特急停車駅となる。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取り扱いを廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:貨物の取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
  • 1993年(平成5年)12月1日:特急「あいづ」、急行「八甲田」廃止により、当駅に停車する優等列車が消滅する。
  • 2002年(平成14年):東北の駅百選に選定される。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月11日:東日本大震災により、営業を休止。
    • 3月24日:新白河駅 - 須賀川駅間において代行バスの運行を開始。
    • 4月16日:代行バスの運行を終了。
    • 4月17日:黒磯駅 - 安積永盛駅間の運転再開に伴い営業再開。