清洲(きよす) |
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所在地 |
愛知県稲沢市北市場町古三味390-1 |
駅番号 |
CA70 |
所属事業者 |
東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 |
■東海道本線(名古屋地区) |
キロ程 |
373.8km(東京起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
1面2線 |
乗降人員 |
7,790人/日(2023年) |
開業年月日 |
1934年(昭和9年)2月24日 |
駅種別 |
無人駅(お客様サポートサービス導入駅) |
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清洲駅 |
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清洲駅(きよすえき)は、愛知県稲沢市北市場町古三味(ふるざんみ)にある東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。駅番号はCA70。
中央本線と並走区間にあるが、東海道本線のみに設置された駅である。
通常は普通列車のみ停車するが、JRA(日本中央競馬会)場外馬券売場「ウインズ名古屋」の最寄り駅であることから、GI競走(日本ダービー・有馬記念等)開催日には30分に1本の間隔で快速や新快速が臨時停車する。
1996年(平成8年)3月から2009年(平成21年)3月まで定期運行していた下り「ムーンライトながら」は豊橋駅と大垣駅間のほとんどの駅に停車していたが、当駅と三河塩津駅は通過していた(ドアカット#車両にドアカット機能がないことから停車できずに通過していた例)。当駅開設から約1年間は前身の「大垣夜行」であったが、これも通過していた。
また1999年(平成11年)までは、名古屋発大府行の最終普通列車は当駅を通過していた。
当駅を含む金山駅 - 名古屋駅は東海道本線と中央本線の重複区間であるため、この区間を含む定期乗車券であれば中央本線経由であっても当駅で乗降することは可能。
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駅名標 |
改札口 |
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅である。駅舎は構内東側にあり、ホームとは貨物線を超える跨線橋で連絡している。
西側に改札口は存在せず、ホーム目前のフェンス越しに見える駅西側に行くには東側から出て駅から離れた場所の踏切を渡る必要があるため、徒歩で約10分かかる。
これまでエレベーターやエスカレーター等は設置されていなかったが、ホーム・改札口間の移動をバリアフリー化するために、既存の跨線橋の北側に並行して新たな跨線橋および上下移動のためのエレベーターが計2基設置され、2010年2月より供用を開始した。
また、旧来3両分の長さしかなかった上屋を4両分以上の長さに延伸する工事も同時に行われた。
稲沢市による駅前広場や駐輪場の整備を含めた西口設置構想も存在するが、実現には至っていない。
お客様サポートサービスを導入している無人駅であり、尾張一宮駅が当駅を管理している。
2024年1月末までは有人駅であった。
駅舎内部には自動券売機や自動改札機などが設置されているが、サポートつき指定席券売機は未設置である。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■東海道線 |
上り |
名古屋方面 |
2 |
下り |
岐阜方面 |
旅客列車などが通りホームがある複線の他にも、名古屋駅と稲沢駅を結ぶ貨物列車専用の路線「稲沢線」が旅客線の東側を通っている。貨物の取り扱いの名残で、当駅付近でこの稲沢線から着発線や側線が数本分岐している。
貨物取扱
JR貨物の駅は現在、臨時車扱貨物のみを取り扱っており、貨物列車の発着は無くなっている。
最後まで使用されていた専用線は、稲沢線から分岐し、同線東側に沿って南下し電気化学工業名古屋サービスステーションへ続くものであった。この路線はセメント輸送に使用され、2007年12月現在も荷役設備と共に残っている。
1997年頃までは、本線東側の駅北側にあった秩父セメントサービスステーション(既に閉鎖)へ続く専用線も存在し、この路線もセメント輸送に使用されていた。また1984年頃までは、稲沢線東側に沿って南下し、枇杷島駅近くにある麒麟麦酒名古屋工場へ続く3kmほどの専用線もあり、原料の麦芽や製品輸送に使用されていた。
歴史
- 1934年(昭和9年)2月24日:東海道本線の枇杷島駅 - 稲沢駅間に新設開業。
- 1962年(昭和37年)4月1日:専用線発着を除く貨物の取り扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
- 2002年(平成14年)頃:貨物列車の設定が無くなる。
- 2006年(平成18年)11月25日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
- 2010年(平成22年)2月17日:新たな跨線橋およびエレベーターの使用を開始。
- 2024年(令和6年)
- 1月31日:JR全線きっぷうりばの営業を終了。
- 2月1日:お客様サポートサービス導入に伴い無人化。
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