富山地方鉄道本線 上市駅
上市(かみいち)
新相ノ木上市新宮川
所在地 富山県中新川郡上市町若杉4-2
駅番号  T12 
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 本線
キロ程 13.3km(電鉄富山起点)  
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員 1,862人/日(2019年)
開業年月日 1931年(昭和6年)8月15日
駅種別 直営駅
上市駅
上市駅
改札口 上市駅に停車する特急列車
改札口 上市駅に停車する特急列車
上市駅に到着する特急列車 上市駅に停車する3本の列車
上市駅に到着する特急列車 上市駅に停車する3本の列車
上市駅(かみいちえき)は、富山県中新川郡上市町若杉にある[5]、富山地方鉄道本線の駅である。駅番号はT12。
当駅ではスイッチバックを行う構造となっている。

駅構造

頭端式2面3線のホームを持つ。ICカード専用改札機も設置されている。ホーム番号の並びは変則的で、最も南の片面ホームが2番線、中央が1番線、北側が3番線となっている。
駅舎は鉄骨鉄筋2階建(一部3階建)の駅ビルとなっている。総面積は5,038 m2(ボウリング場を除く)。
駅ビル内にはかつてはスーパーや衣料品店のほか20店舗、食堂街、遊戯施設などが入居していたが、1991年の核テナントの閉店を経て、現在はアルプス農業協同組合の事務所と数軒のテナントに留まる。
2021年には駅開業90周年記念事業として、上市町観光協会が改札横にストリートピアノ(かみいち駅ピアニーノ)を設置した。
のりば 路線 方向  行先 備考 
2 本線  下り 宇奈月方面  
1・3  上り 富山方面 3番のりばは当駅始終着の列車 

歴史

軽便鉄道

  • 1913年(大正2年)6月25日:立山軽便鉄道の滑川駅 - 五百石駅間の開通と同時に当駅が開業。軌間762 mm、動力は蒸気。
  • 1917年(大正6年)6月25日:立山軽便鉄道が立山鉄道に社名を変更。
  • 1931年(昭和6年)3月20日:富山電気鉄道が立山鉄道を合併。

富山電気鉄道・富山地方鉄道

  • 1931年(昭和6年)
    • 8月15日:富山電気鉄道の富山田地方駅 - 当駅間が開業、上市口駅として駅開設。軌間1067 mmに改軌し電化。
    • 11月6日:富山電気鉄道の当駅 - 滑川駅間が開業。
    • 11月7日:富山電気鉄道の当駅 - 上市駅間が開業。この当時の上市駅は、現在より東側600mに位置していた。
  • 1932年(昭和7年)12月20日:当駅 - 五百石駅間が廃止。
  • 1943年(昭和18年)
    • 1月1日:富山県交通大統合に伴い、富山地方鉄道が設立。当駅の所属線が本線となる。
    • 11月11日:当駅 - 上市駅間が廃止、駅名を上市駅に改称。後に廃線となった当駅 - 上市駅間は道路用地に、旧上市駅舎は上市町役場に転用された。
  • 1947年(昭和22年)11月1日:駅舎改築。
  • 1970年(昭和45年)9月5日:貨物取扱を廃止。
  • 1972年(昭和47年)
  • 6月:現駅舎への改築工事が着工。
    • 11月23日:現駅舎竣工。
  • 2021年(令和3年)11月6日・7日:開設90年を迎え、記念イベントを開催。ホームに「寄せ書き電車」が入線し、車両前部に90周年のヘッドマークを掲げた。