富山地方鉄道立山線 立山駅
立山(たてやま)
富山地方鉄道立山線 本宮 立山    
立山ケーブルカー 美女平 
所在地 富山県中新川郡立山町
所属事業者 富山地方鉄道・立山黒部貫光
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線(富山地方鉄道)
2面1線(立山黒部貫光)
乗降人員 560人/日(2019年・富山地鉄)
開業年月日 1955年(昭和30年)7月1日
所属路線 富山地方鉄道立山線
駅番号 T56
キロ程 24.2km(寺田起点)  
所属路線 立山黒部貫光立山ケーブルカー
キロ程 0.0km(立山起点)
駅種別 有人駅
立山駅
立山駅
改札口 ホームは2面2線
改札口 ホームは2面2線
ホームは地下にあるようです 立山ケーブルカーの路線があります
ホームは地下にあるようです 立山ケーブルカーの路線があります
立山ケーブルカー改札口 立山ケーブルカーが急坂を登ります
立山ケーブルカー改札口 立山ケーブルカーが急坂を登ります
立山駅(たてやまえき)は、富山県中新川郡立山町芦峅寺千寿ヶ原にある富山地方鉄道・立山黒部貫光の駅である。

利用可能な路線

  • 富山地方鉄道立山線 - 駅番号:T56
  • 立山黒部貫光立山ケーブルカー

駅構造

立山黒部アルペンルートの富山県側の入口となる当駅は、富山地鉄立山線とアルペンルートの立山ケーブルカーが接続する二層構造の駅である。山の斜面に造られており、駅前広場に面した出入口は2階にある。
立山ケーブルカー乗り場は2階、富山地鉄線乗り場は半地下である1階にあり、それぞれ別改札となっている。
特徴的なのはアルペンルートの出札カウンターの配置である。観光バスや自家用車客を優先し、乗換動線上ではなく駅前広場側に置かれている。立山ケーブルカーは乗車便指定制であり、多客期には駅前広場まで行列ができることもある。
1階にも線路沿いに小さな出入口があり、富山方にある踏切の横から出入りできる。トイレは1階にも2階にもある。レストランや売店、無料休憩所なども備える。

富山地方鉄道

出改札口、乗り場はすべて1階にある。
券売機、ICカード改札機(ecomyca)を備える。3面2線の頭端式櫛形ホームで、留置線も置かれている。
トイレは改札外にある。基本的に列車別改札を実施する。

のりば 路線 方向 行先
1・2 立山線 上り 岩峅寺・寺田(本線経由)電鉄富山・宇奈月温泉方面
  • 原則として改札口そばの1番のりばを使用し、2番のりばは臨時用としての位置づけ(1日数本の発着設定あり)となる。
  • かつては大阪駅、新名古屋駅(現:名鉄名古屋駅)から当駅までの直通列車があった。

歴史

  • 1954年(昭和29年)
    • 4月1日:立山線粟巣野駅 - 千丈ヶ原駅間の鉄道敷設免許権を富山地方鉄道から立山開発鉄道に譲渡。
    • 6月1日:千丈ヶ原駅の名称を千寿ヶ原駅に変更。
    • 8月1日:粟巣野駅 - 立山仮駅間が開業。
    • 8月13日:立山開発鉄道立山ケーブルカー(鋼索線)千寿ヶ原駅開業。
  • 1955年(昭和30年)7月1日:立山開発鉄道立山線立山仮駅を500 m延伸し千寿ヶ原駅が開業。電鉄富山駅との直通運転を開始する。
  • 1962年(昭和37年)4月1日:立山開発鉄道立山線(小見駅 - 千寿ヶ原駅間)が富山地方鉄道に譲渡。立山線は全線富山地方鉄道の路線となり、鉄道線は同社の駅となる。鋼索線は従来どおり立山開発鉄道のまま。
  • 1969年(昭和44年)5月28日:昭和天皇、香淳皇后が第20回全国植樹祭に合わせて県内を行幸啓。お召し列車(電車)の発着。
  • 1970年(昭和45年)7月1日:立山駅に改称。
  • 1982年(昭和57年)
    • 9月28日:新駅舎が竣工。
    • 10月19日:2階に佐伯宗義記念室オープン。
  • 1995年(平成7年)9月1日:駅前広場の立山連峰をイメージしたモニュメント(ステンレス製、高さ12 m、10 m、8 mの三基を組み合わせたもの)の除幕式が行われる。
  • 2005年(平成17年)10月1日:立山開発鉄道が立山黒部貫光と合併。鋼索線が立山黒部貫光の駅となる。
  • 2022年(令和4年):ふるさと納税制度を利用して立山駅前の無電柱化 看板の統一が行われる。