形式 |
地下ダム |
用途 |
灌漑用水 |
所在地名 |
沖縄県うるま市勝連・与那城町 |
位置 |
北緯26度18分48秒 東経127度54分28秒 |
河川名 |
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ダム湖名 |
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着手/竣工 |
1997/2007 |
管理 |
沖縄県 |
堤高 |
堤頂長 |
堤頂幅 |
堤体積 |
堤頂標高 |
67.6m |
721.8m |
0.55m |
12,000m3 |
m |
流域面積 |
湛水面積 |
総貯水容量 |
有効貯水容量 |
2.9Ku |
265ha |
3,968,000m3 |
1,382,000m3 |
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NO IMAGE
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与勝地下ダムは、沖縄県が管理する灌漑用水専用の地下ダムです。
地下ダムとしては大規模なダムです。
地下ダムは、砂礫など土の粒のすき間に含まれる水、いわゆる地下水の流れを土中で堰き止め、ポンプで水をくみ上げて使う仕組みになっています。
地下ダムの利点は(1)地下に水をためるため水没地がなく、地上ダムに比べて自然環境への影響が小さい。(2)堤が地中にあり、決壊や補修の必要性がほとんどない。(3)地表に比べて水の流動が遅いうえ、蒸発が少なく長期間安定した水量を確保しやすい。などですが、反面、(1)建設地として適地かどうかの判断は地下構造が鍵だがこれは目に見えず適地の判断が難しい。(2)地上ダムに比べ建設費が安いものの、ダム容積当たりの貯水効率が低い。(3)下流域での地下水の枯渇や塩水化などの問題も考慮する必要がある。(4)水を汲み上げるのにポンプなどが必要で動力が必要である。
などと問題点もあります。 |
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