石川県のダム
 吉野谷ダム(よしのだにだむ)    
形式 重力式コンクリートダム
用途 発電
所在地名 石川県白山市荒谷
位置 北緯36度16分23秒 東経136度41分14秒
河川名 手取川水系尾添川
ダム湖名
着手/竣工 1920/1926
管理 北陸電力
堤高 堤頂長 堤頂幅 堤体積 堤頂標高
20.5m 60m 14,000m3 EL.370.869m
流域面積 湛水面積 総貯水容量 有効貯水容量
174.3ku 1ha
吉野谷水力発電所
最大出力 使用水量 落差 形式
13,300kw 12.52m3/s 126.06m 水路式
接近難易度(A-D) A 国道のそばです
開放度(A-D) D ダムサイトに接近できない
総合評価(A-D) C ローリングゲートがない・・・
吉野谷ダム全景
吉野谷ダム全景
右岸に取水口があります 放流中です
右岸に取水口があります 放流中です
ダム湖は堆砂でほとんど埋まっています 水利使用標識
ダム湖は堆砂でほとんど埋まっています 水利使用標識

吉野谷ダムは北陸電力の発電専用ダムです。吉野谷水力発電所に送水し、最大出力13300kwの発電を行っています。
ローリング・ゲートを持つ大正期のダムということで、土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されていますが、実はゲートは既に撤去されています。
現在の姿はどちらかというと取水堰のようです。
またダム湖も見てのようにほとんど埋没していて貯水能力はほとんどないようです。
ですから実質的には取水堰としての機能しかないと考えられます。