JR東日本・大曲駅
大曲(おおまがり)
秋田新幹線 角館 大曲 秋田
奥羽本線    飯詰 神宮寺
田沢湖線 北大曲
所在地 秋田県大仙市大曲通町6-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
駅構造  地上駅(橋上駅)
ホーム  3面5線
乗車人員  1,676人/日(2022年) 
開業年月日  1904年(明治37年)12月21日
駅種別  業務委託駅 話せる指定席券売機
所属路線  秋田新幹線
キロ程 75.6km(盛岡起点)
所属路線  奥羽本線 
キロ程 247.0km(福島起点) 
所属路線 田沢湖線
キロ程  0.0km(大曲起点)
大曲駅
大曲駅
大曲駅(おおまがりえき)は、秋田県大仙市大曲通町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
大仙市の中心駅。事務管コードは▲220847を使用している。
当駅の所属線である奥羽本線と、当駅を起点とする田沢湖線の2路線が乗り入れている。
また、当駅はミニ新幹線である秋田新幹線の停車駅となっており、同新幹線は田沢湖線と奥羽本線秋田駅方面とを直通運転している。このため田沢湖線は新幹線に合わせた標準軌(軌間1,435mm)が用いられており、奥羽本線秋田方面は在来線列車用の狭軌(軌間1,067mm)と、秋田新幹線用の標準軌との並列区間となっている。

E6系 701系5000番台
E6系 701系5000番台

駅構造
  • 地上駅で橋上駅舎を持つ。
  • 在来線ホームは単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)、計2面3線である。3番線は田沢湖線用の標準軌であり、線路はホームの中程で途切れている。
  • 新幹線ホームは頭端式ホーム1面2線である。在来線ホームに比べると狭い。秋田新幹線は田沢湖線 - 奥羽本線秋田方面の直通のため、当駅でスイッチバックが行われる。在来線島式ホームの田沢湖線用線路終端部付近に中間改札が設けられており、そこから新幹線ホームへ通路が延びている。
構内
  • 中央改札口は2階にある。ただし、全国花火競技大会開催時は、西口(旧中央口など)1階に臨時改札口が設置される。
  • 直営駅(駅長配置)である。新幹線乗換改札口はJR東日本東北総合サービスに委託している。管理駅として、奥羽本線の神宮寺駅 - 羽後境駅間および田沢湖線の田沢湖駅 - 北大曲駅間の各駅を管理する。
  • みどりの窓口、指定席券売機、自動券売機がある。また新幹線乗換改札口には新幹線自動改札機が3台、中央改札口には在来線自動改札機が4台設置されている。この自動改札機は新幹線eチケットサービス利用者向けに同サービスで利用できる交通系ICカードとして対応しているが、在来線の乗車時には利用はできない。新幹線ホーム、みどりの窓口兼待合所にはキオスクがある。
  • 1965年あたりまでは構内に横手機関区大曲支区が設置されていた。1963年まではSLも配置されており、国鉄C11形蒸気機関車が3両配置されていた(C11 66、107、135)。現在は既に撤去済みだが、機関区構内には転車台も設置されていた。
駅名標 改札口
駅名標 改札口

のりば
番線 路線 方向 行先
狭軌   
1 奥羽本線 下り 神宮寺・秋田方面
2 上り 横手・湯沢方面
標準軌
3 田沢湖線  上り 角館・田沢湖方面
11 秋田新幹線 盛岡・仙台・東京方面
12 下り 秋田方面 


歴史

年表
  • 1904年(明治37年)12月21日:逓信省(後に日本国有鉄道)奥羽北線の駅として仙北郡大曲町に開業(当時は地上駅)。
  • 1921年(大正10年)7月30日:生保内軽便線(現・田沢湖線)が開業し、接続駅となる。
  • 1963年(昭和38年):横手機関区大曲支区からSLの配置が無くなる。
  • 1965年(昭和40年)頃:横手機関区大曲支区廃止。
  • 1973年(昭和48年)3月29日:みどりの窓口の営業を開始。
  • 1986年(昭和61年)
    • 11月1日:貨物および(新聞紙を除く)荷物の取り扱いを廃止。
    • 12月20日:直営のハンバーガーショップ「パナデリア・アッキー」開店。なお、翌年に閉店している。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
  • 1996年(平成8年)
    • 8月18日:駅舎改築工事に着手し、仮駅舎の使用を開始する。
  • 1997年(平成9年)
    • 3月22日:秋田新幹線開業。
    • 7月20日:橋上駅舎になる(鈴木エドワード設計)。
  • 1998年(平成10年):通産省グッドデザイン賞建築・環境デザイン部門・受賞。
  • 1999年(平成11年):新幹線改札口に自動改札機導入。
  • 2002年(平成14年):東北の駅百選に選定される。
  • 2004年(平成16年)12月21日:開業100周年。10月23日記念イベント開催。リゾートしらかみ延長運転などが行われた。
  • 2009年(平成21年)3月21日:在来線自動改札機導入。
  • 2010年(平成22年)5月8日:E6系導入に伴う新幹線ホーム延伸工事のため、新幹線乗換改札口が従来の位置より横手方に移設される。
  • 2012年(平成24年)8月9日:発車メロディとして、秋田民謡の1つである「秋田おばこ節」の使用が開始される。
  • 2017年(平成29年)7月1日:新幹線ホーム(11・12番線)の発車メロディが全国花火競技大会オープニング曲「夢の空」に変更される。
  • 2019年(令和元年)9月30日:びゅうプラザの営業を終了。
  • 2020年(令和2年)
    • 3月14日:新幹線eチケットサービス開始。
    • 10月1日:田沢湖駅・角館駅業務委託化に伴い、田沢湖駅 - 羽後長野駅間の管理が当駅に変更となる。 
  • 2021年(令和3年)
    • 3月13日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始。
    • 8月4日:駅施設リニューアル(西口下りエスカレーター、市観光情報センター「グランポール」カウンター席設置)。
  • 2023年(令和5年)
    • 3月18日:横手統括センターと統合し、横手・大曲統括センター傘下となる。大曲駅長は横手・大曲統括センター副所長兼務となり、県南地区駅長は横手・大曲統括センター所長(横手駅長兼務)に変更。
    • 7月23日:待合室として使われている1階「市観光情報センター」の改修工事が終わり、現地で完成セレモニーを開催。