青い森鉄道・東青森駅
東青森
(ひがしあおもり)
青い森鉄道線
小柳
→
東青森
→
筒井
所在地
青森県青森市大字古館字安田14-3
所属事業者
青い森鉄道
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線
■
青い森鉄道線
キロ程
116.1 km(目時起点)
東京から733.4 km
駅構造
地上駅
ホーム
1面2線
乗降人員
1,314人/日(2017年)
開業年月日
1968年(昭和43年)7月21日
駅種別
青い森鉄道:無人駅(自動券売機)
JR貨物:駅長、助役配置
東青森駅
東青森駅(ひがしあおもりえき)は、青森県青森市大字古館(ふるだて)にある、青い森鉄道・日本貨物鉄道(JR貨物)青い森鉄道線の駅である。
東日本旅客鉄道(JR東日本)においては、新青森駅から分岐し青森信号場にて青い森鉄道線と合流する奥羽本線貨物支線の登記上の終点としても扱われており、当駅前後の区間が青い森鉄道に移管されて以降も同様である。
ただし、JR東日本の駅としては計上されていない。
当駅の開業は、青森市街地を横切っていた東北本線の南側への大幅なルート変更に伴うもので、以前の東北本線ルートに設置されていた浪打駅に代わるものとして設置された。
当時は周辺は田園風景が広がる農村部だった。当初計画では貨物駅となるところであったが、地域住民の要望により、旅客も扱う一般駅として開業した。開業当時から長らくは直営駅で、待合所にはキヨスクなどの設備もあった。
島式ホーム
自動券売機
駅名標
IGR7000系電車
貨物列車
駅全景
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。ホームは北側から1番線・2番線となっており、1番線に上り列車が、2番線に下り列車が停車する。
ホームのない線路も多数存在し、線名は北側から上り3番線、上り2番線、上り本線(1番線)、中線(2番線)、中2番線、下り本線となっている。2番線は下りの待避線も兼ねている。ホームのない3線は主に貨物列車の着発線として使用される。
青い森鉄道は青森駅管理下の無人駅。また、平日は朝のラッシュ時に浅虫温泉駅の係員が配置され、集札や除雪、清掃業務を行っているほか、夕方の青森方面の一部列車は青森駅所属のアテンダントが乗車し、集札を行う。
南北自由通路「とおりゃんせ橋」で駅北側にある駅舎と駅の南側を自由に往来できる。
旧跨線橋の一部を用いて待合所が設置され、タッチパネル式自動券売機が設置されている。
ホームにも待合所が設置されている。
トイレについては、JR貨物青森営業支店の建物1階のトイレを利用する様に案内している。
のりば
番線
路線
方向
行先
1
■
青い森鉄道線
上り
八戸・目時方面
2
下り
青森方面
歴史
1968年(昭和43年)7月21日:日本国有鉄道東北本線の駅として開業。
1974年(昭和49年)10月1日:小荷物の取扱を開始。
1978年(昭和53年)8月8日:小荷物の取扱を廃止。
1986年(昭和61年)11月1日:旅客駅としては無人化(貨物要員は引き続き配置)。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)・JR貨物の駅となる。
1998年(平成10年)1月19日:駅構内で除雪作業をしていた労働者が、走行してきた列車にはねられ、4名が死亡。
1998年(平成10年):とおりゃんせ橋開通。旧跨線橋の使用停止(旧改札口などを撤去)。
2003年(平成15年)11月18日:駅構内跡地に東青森ステーションショッピングセンター開業。
2008年(平成20年)3月15日:JR貨物の駅でJR規格30フィートコンテナおよびISO規格20フィートコンテナの取扱いを開始。
2010年(平成22年)12月4日:東北新幹線全線開業に伴い、旅客駅は青い森鉄道に移管。
2021年(令和3年)3月13日:ダイヤ改正に伴い、快速「しもきた」の乗り入れを取りやめ。
2023年(令和5年)10月2日:JR貨物の駅構内にコンテナと一般トラックの積替ステーションを開設。
2024年(令和6年)12月30日:午前6時25分ごろ、JR貨物仙台貨物ターミナル発秋田貨物行き貨物列車(11両編成)が、3両を切り離す作業中に積雪の影響で先頭の機関車が進行方向左側に脱線。青い森鉄道青森駅 - 野辺地駅間は終日運休。