向山駅(むかいやまえき)は、青森県上北郡おいらせ町向山にある、青い森鉄道青い森鉄道線の駅。
駅構造 島式ホーム1面2線を有する地上駅である。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。
三沢駅管理の無人駅。駅舎は西口側にあり、待合室部分が開放されている。
駅事務室は長らく使われていなかったが、2011年(平成23年)に地域の有志によって「向山駅ミニミュージアム」が開設され、国鉄時代の備品が多数展示されている。
なお、東口側は跨線橋から繋がっているだけで、待合室はない。
のりば
| 番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
| 1 |
■青い森鉄道線 |
下り |
青森方面 |
| 2 |
上り |
八戸・目時方面 |
歴史
- 1922年(大正11年)8月15日:鉄道省の木ノ下信号場(きのしたしんごうじょう)として開設。
- 1936年(昭和11年)7月10日:駅に昇格(旅客扱い開始)。同時に向山駅と改称。
- 1962年(昭和37年)5月16日:貨物扱い開始。
- 1976年(昭和51年)9月1日:貨物扱い廃止。
- 駅西側にあったフジ製糖青森工場まで専用線が伸びており、砂糖などの出荷製品や石油などの貨物輸送を行っていた。しかし、1967年(昭和42年)3月に工場が閉鎖されて以降は専用線は休止状態になっていた。
- 1980年(昭和55年)5月1日:駅員無配置駅となる(簡易委託化)。荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 1992年(平成4年):簡易委託解除。完全無人化。
- 2010年(平成22年)12月4日:東北新幹線全線開業に伴い、青い森鉄道に移管。
- 2011年(平成23年):向山駅のそれまで使用されていなかった部屋を「向山駅ミニミュージアム」に改装。土日祝のみの公開。なお、『向山駅ミニミュージアム』非公開日に、当駅の駅スタンプを利用する場合、下田駅まで行かなければならない。
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