JR東日本・越後線 内野駅
内野(うちの)
内野西が丘内野新潟大学前
所在地 新潟市西区内野町
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 越後線
キロ程 70.3km(柏崎起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
乗車人員 2,155人/日(2022年)
開業年月日 1912年(大正元年)8月25日
駅種別 業務委託駅 みどりの窓口
内野駅
内野駅
改札口 相対式ホーム
改札口 相対式ホーム
E129系電車と115系電車 切符売り場
E129系電車と115系電車 切符売り場
内野駅(うちのえき)は、新潟県新潟市西区内野町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線の駅である。
かつては1番線側に駅本屋、2番線側に学校口駅舎が設けられており、それぞれの駅舎に自動券売機、自動改札機が設置されていた。なお、学校口駅舎には駅員が配置されていなかった(改札機に隣接して自動精算機が設置されていた)。キオスクも駅本屋内に設置されていたが、2011年3月27日をもって閉店し公衆電話とコインロッカーとともに撤去された。
旧駅舎の老朽化が進んでいたため、橋上駅に改築され、自由通路が設けられたほか、路線バスが乗り入れできるよう駅前広場が拡張され、内野小学校と結ぶ歩道橋「内野さくらロード」も新設された。これらは新潟市の「にいがた交通戦略プラン 」において策定されたものであり、総事業費は25億円。
利用者には、改築後の駅舎のデザインを決めるアンケートも行われた。当初の竣工時期は2012年度を目処としていたが、その2012年10月にようやく仮駅舎を建設する工事が開始された。仮駅舎は2013年2月16日より供用され、その後橋上駅舎の工事が本格化、橋上駅舎は2014年9月27日より供用開始された。供用開始当日午前10時より開業記念式典が行われ、内野小学校の児童が演奏を披露した。駅前広場を含む全体の竣工は2017年3月26日に行われた。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、南北の自由通路を有する橋上駅舎を持つ。南北に合わせて4か所のエレベータが設置されており、バリアフリー対応の駅舎となっている。また、発車標が改札口及び各ホームに設置されている。
新潟駅が管理する業務委託駅で、駅業務はJR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)が受託している。駅構内にはみどりの窓口・有人改札口・自動券売機自動改札機・自動精算機・自動販売機・化粧室・待合室などがある。
日中時間帯、新潟駅 - 当駅間は1時間に3本、当駅 - 吉田駅間は1時間に1本の運転となる。

のりば

番線 路線 方向 行先
1・2 越後線   上り 吉田・柏崎方面 
下り 新潟方面 

歴史

  • 1912年(大正元年)8月25日:越後鉄道・吉田 - 白山間開業の際に開設。
  • 1927年(昭和2年)10月1日:越後鉄道が国有化。国鉄越後線所属となる。
  • 1971年(昭和46年)
    • 11月1日:貨物扱い廃止。
    • 11月4日:旧駅舎使用開始(2013年2月まで使用)。
  • 1978年(昭和53年)
    • 7月10日:同年6月26日の水害により越後赤塚 - 当駅間の新川に掛かる鉄橋の橋桁が損傷。新潟市立内野中学校前に仮乗降場を設置し徒歩連絡。
    • 8月10日:復旧。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)
    • 1月18日:みどりの窓口開設。
    • 4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)7月2日:学校口(裏口)オープン。
  • 2004年(平成16年)12月9日:自動改札機の供用を開始。
  • 2006年(平成18年)1月21日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2011年(平成23年)3月27日:売店「KIOSK」撤退。公衆電話、コインロッカーについても撤去。
  • 2013年(平成25年)
    • 2月16日:駅舎改築に伴う仮駅舎の供用開始。
    • 10月:業務委託化。
  • 2014年(平成26年)9月27日:橋上駅舎の暫定供用開始。
  • 2015年(平成27年)4月:仮駅舎の撤去並びに1番線と2番線を繋ぐ旧跨線橋の撤去。
  • 2017年(平成29年)3月26日:駅周辺整備事業竣工。前日の新潟交通ダイヤ改正により南口ロータリーへのバス乗り入れ一部開始。
  • 2024年(令和6年)
    • 1月31日:みどりの窓口の営業を終了(予定)。
    • 2月1日:話せる指定席券売機を導入(予定)。