| 黒山(くろやま) |
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| 所在地 |
新潟市北区太田2314 |
| 所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物) |
| 所属路線 |
■白新線 |
| キロ程 |
18.0km(新潟起点) |
| 駅構造 |
地上駅 |
| ホーム |
2面2線 |
| 乗車人員 |
192人/日(2010年) |
| 開業年月日 |
1957年(昭和32年)2月11日 |
| 駅種別 |
無人駅 乗車駅証明書発行機 |
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| 黒山駅北口 |
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| ホーム上に跨線橋 |
駅名標 |
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| 簡易Suica改札機と乗車駅証明書発行機 |
E129系電車 |
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| 相対式ホーム |
E653系電車 |
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黒山駅(くろやまえき)は、新潟県新潟市北区太田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)白新線の駅である。かつては新潟臨海鉄道線の起点であった。
歴史
- 1957年(昭和32年)2月11日:開業。旅客駅で駅員無配置駅。当時はホームの長さが4両分しかなかった。
- 1970年(昭和45年)10月1日:新潟臨海鉄道線が開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。同時にJR貨物と新潟臨海鉄道の貨物連絡運輸が開始。
- 2002年(平成14年)10月1日:新潟臨海鉄道線が全線廃止され、一部区間の鉄道施設が新潟県に移管。同時にJR貨物の駅として開業。
- 2006年(平成18年)1月21日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。一線スルー方式を採用し、1番線が本線、2番線が副本線となっている。
そのため通常1番線が使用されている。なお、2つのホームは跨線橋で連絡している。
ホーム北側には側線が4本ある。
かつては新潟臨海鉄道と貨車の受け渡しをするために使用されていたが、新潟臨海鉄道の廃止により稼動機会は激減し、4線とも新発田方面のポイントは撤去されている。
1番線側に駅舎はあるが、無人駅となっている。
駅舎内は、2020年(令和2年)5月時点では乗車駅証明書発行機が設置されている。
駅舎内は禁煙となっているが、駅前にはトイレと待合スペースを内包した駐輪場があり、この待合スペースが喫煙所を兼ねている。
新潟駅管理の無人駅で、簡易Suica改札機が入場・出場各1台設置されている。
のりば
| 番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
| 1・2 |
■白新線 |
下り |
新発田方面 |
| 上り |
新潟方面 |
貨物取扱
JR貨物の駅は臨時車扱貨物の取り扱い駅で、新潟トランシスで製造された鉄道車両を、当駅に接続する黒山駅分岐新潟東港専用線(新潟東港鉄道、専用線)を経由して輸送する甲種車両輸送列車のみである。
黒山駅分岐新潟東港専用線(旧・新潟臨海鉄道)
| 黒山駅 |
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| 所在地 |
新潟県豊栄市太田 |
| 所属事業者 |
新潟臨海鉄道 |
| 所属路線 |
新潟臨海鉄道線 |
| キロ程 |
0.0km(黒山起点) |
| 開業年月日 |
1970年(昭和45年)10月1日 |
| 廃止年月日 |
2002年(平成14年)10月1日 |
| 駅種別 |
貨物駅 |
黒山駅分岐新潟東港専用線(くろやまえきぶんきにいがたひがしこうせんようせん)は、新潟県新潟市北区と北蒲原郡聖籠町に跨る専用鉄道である。
新潟県が保有し、日本貨物鉄道(JR貨物)が運送を行う。通称新潟東港鉄道(にいがたひがしこうてつどう)。
かつて新潟臨海鉄道株式会社(にいがたりんかいてつどう)が所有・運営していた、黒山駅から太郎代駅までを結ぶ鉄道路線(貨物線)である新潟臨海鉄道線の跡地を一部転用したものである。
歴史
新設された新潟港東港区(新潟東港)の輸送手段として貨物鉄道を敷設するため、1969年(昭和44年)4月、日本国有鉄道(国鉄)、新潟県、新潟市、荷主企業などの共同出資により第三セクターによる貨物専業の鉄道会社として新潟臨海鉄道が設立された。まず1970年(昭和45年)10月に、黒山 - 藤寄間が開通。更に1972年(昭和47年)3月に藤寄 - 太郎代間が開通して全通した。非電化で全線単線。
新潟臨海鉄道は、自社線で太郎代埠頭からの化学薬品などの輸送を行う他、1981年(昭和56年)からは新潟地区の国鉄の貨物取扱駅の構内作業や貨物フロント業務を受託し、東新潟港駅には入換作業のため自社のディーゼル機関車を常駐させていた。
また新潟鐵工所が新潟市の大山工場を老朽化と狭隘化に伴い閉鎖し、鉄道車両等の製造プラントを新潟構機工場に移転してからは、新造の電車・ディーゼルカーを工場からトラック輸送した後、藤寄駅北側で鉄道に積み替える作業を行っていた。
しかし、新潟東港の西側に福島潟放水路を設置する計画用地に藤寄 - 太郎代間の線路敷が掛かったこと、周辺企業がトラック輸送への切り替えを行ったこと、更には大口の顧客であった新潟鐵工所が2001年(平成13年)11月27日に会社更生法の適用を受けて経営破綻し、2002年(平成14年)春の段階ではまだ鉄道車両部門の譲渡先が決まっていなかったことなど、貨物鉄道としての経営に将来的な見通しが立たないことを理由に、新潟県、JR貨物などは廃線を決定。
同年9月30日限りで鉄道線の営業を終了。新潟臨海鉄道は会社としても同年10月31日をもって解散した。
なお、新潟臨海鉄道は新潟地区のJR貨物各駅の荷役等の構内作業を受託しており、これらの業務は新潟臨海鉄道の廃業後も継続するため、実務を担当していた子会社の新潟臨海通運と孫会社の臨海サービスは、JR貨物のグループ会社となって存続した。新潟臨海通運は、後にジェイアール貨物・新潟ロジスティクスに改称している。
廃線後、途中の新潟東港西埠頭までの区間を新潟県が引き継ぎ、専用線として営業を再開。この区間は新潟県の専用線扱いとして運行にあたっている。
ただし、旧藤寄駅 - 西埠頭間は国道113号の踏切部分には舗装が施されており、事実上の廃線となっている。新潟鐵工所が経営破綻後、鉄道車両部門を引き継いだ新潟トランシスは黒山 - 藤寄間を使用して車両輸送を行っている。
また現在休止している旧藤寄駅 - 西埠頭間は終端部が西埠頭1号岸壁に接しており、周辺がコンテナターミナルとなっている立地条件に加え、近年東港のコンテナ取扱量が増加傾向にあり、陸上輸送の効率化が課題となっている。
こうした状況に対応するため、新潟県ではコンテナ貨物輸送の効率化を図る目的でコンテナターミナルへの鉄道直接乗り入れの構想実現に向け、2011年(平成23年)10月18日の「新潟県地方港湾審議会」において、新たに当路線の藤寄以南を新潟港の港湾計画に追加し、既に港湾計画に含まれている藤寄以北の区間と合わせた全線が、東港の港湾施設の一部として機能することになった。
また、同年8月23日には国土交通省に対し日本全国初の「オン・ドック・レール」の実現に向けてのプレゼンテーションを行っている。
県では今後、当路線のコンテナ輸送への活用方法を探る他、高架区間の耐震補強などの設備改善についても検討を進める方針である。
年表
- 1969年(昭和44年)4月:新潟臨海鉄道株式会社設立。
- 1970年(昭和45年)10月1日:黒山駅 - 藤寄駅間 (2.5 km) が開業。
- 1972年(昭和47年)3月24日:藤寄駅 - 太郎代駅間 (2.9 km) 延伸開業。
- 2002年(平成14年)
- 10月1日:黒山駅 - 太郎代駅間 (5.4 km) 廃止。
- 10月31日:新潟臨海鉄道株式会社解散。
- 11月21日:黒山駅分岐新潟東港専用線 (4.4 km) 運輸開始。
- 2024年(令和6年)
- 5月:国土交通省北陸地方整備局が、当線を利用し、新潟港東港地区のコンテナターミナルに発着する国際海上コンテナの国内輸送を道路輸送から鉄道輸送に転換する実証実験事業を実施[7]。東京貨物ターミナル駅から旧藤寄駅までの区間で輸出貨物の20ftコンテナを輸送。
- 6月:国際海上コンテナ鉄道輸送実証実験を輸出入貨物双方に拡大して実施[7]。旧藤寄駅と焼島駅・仙台貨物ターミナル駅・倉賀野駅との間で20ftコンテナを輸送。
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