IRいしかわ鉄道 松任駅
松任(まっとう)
加賀笠間松任野々市
所在地 石川県白山市相木町
所属事業者 IRいしかわ鉄道
所属路線 IRいしかわ鉄道線
キロ程 37.0km(大聖寺起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面3線 
乗車人員 3,758人/日(降車客含まず・2019年) 
開業年月日 1898年(明治31年)4月1日
駅種別 直営駅 みどりの窓口
松任駅
松任駅
松任駅北口 高架線は北陸新幹線
松任駅北口 高架線は北陸新幹線
松任駅ホーム 跨線橋があります
松任駅ホーム 跨線橋があります
松任駅は、石川県白山市相木町にある、IRいしかわ鉄道・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅です。
当駅には、一部の特急列車が停車します。また当駅から金沢駅方面への折り返し列車および始発列車が設定されています。
かつては北陸鉄道松金線が接続していました。白山市の中心駅でもあります。

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅です。
駅構内北側には、JR西日本金沢総合車両所松任本所があります。
北陸新幹線(金沢駅以西の開業までは金沢駅 - 白山総合車両所の回送線となる)が南口駅舎上を通過するため、その工事に伴う駅舎の橋上化と南北自由通路の建設事業が進められ、2011年(平成23年)8月8日の始発から駅舎の使用を開始した。
橋上駅舎は旧駅舎より小松寄りに設置されている。
直営駅(金沢駅の被管理駅)。みどりの窓口とみどりの券売機がある。かつては市内の菓子店「圓八」のあんころがホームで立ち売りされていたが、現在は当駅や小松駅・金沢駅構内のコンビニや売店で販売されている。

のりば
のりば 路線 方向 行先 備考
1 IRいしかわ鉄道線 上り 小松・福井方面 一部2番のりば
2・3 下り 金沢・富山方面
  • かつて流れていた接近メロディは、1番のりばはアニーローリー、2・3番のりばはエリーゼのためにであった。
  • 2017年3月12日からは、北陸本線の主要駅で用いられている自動詳細型放送が各ホームに導入された。
  • 列車運転指令上では、1番のりばは「上り本線」、2番のりばは「中線」、3番のりばは「下り本線」とされている。
  • 原則として1番・3番を使用し、2番のりばは特急の通過待ちや金沢駅 - 当駅間を結ぶ区間列車の発着に使われる。

貨物取扱

  • 現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっている。貨物設備はなく、専用線も当駅には接続していない。そのため貨物列車の発着はないが、金沢総合車両所で検査を受けるため、配給列車で回送された私有貨車やコンテナ車が当駅でJR西日本に引き渡されている。
  • 国鉄分割民営化前までは、ニッコー松任工場や、日本石油松任油槽所・住友セメントのセメントサイロ(いずれも閉鎖)などへ続く専用線が存在した。

歴史

  • 1898年(明治31年)4月1日:官設鉄道北陸線の小松駅 - 金沢駅間延伸に伴い、一般駅として開業。
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、北陸本線所属駅となる。
  • 1916年(大正5年)3月13日:松金電車軌道線(後の北陸鉄道松金線)の駅が開業。
  • 1955年(昭和30年)11月14日:北陸鉄道松金線の駅が廃止。
  • 1963年(昭和38年)8月:RC造平屋の駅舎が完成。
  • 1984年(昭和59年)2月:荷物の取扱を廃止。
  • 1986年(昭和61年)3月:みどりの窓口を開設。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
    貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。また、この日に北口を開設。
  • 2011年(平成23年)
    • 8月7日:自由通路の供用を開始。
    • 8月8日:橋上駅の駅舎の使用を開始。
  • 2016年(平成28年)6月8日:駅内売店「CHAO」からブランド転換した「セブン-イレブンKIOSKJR松任駅店」がオープン。
  • 2017年(平成29年)
    • 3月12日:駅自動放送の使用開始。
    • 4月1日:自動改札機の使用開始。
    • 4月15日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
  • 2024年(令和6年)3月16日:北陸新幹線 金沢駅 - 敦賀駅延伸開業に伴い、IRいしかわ鉄道の駅になる。