専用線を使用してのWeb公開 
ここでは固定グローバルIPアドレスと専用線を使用してサーバを設置した場合のネットワーク構成例を図にしてみました。自前でサーバを設置する場合は、専用線を引いた上でルータを接続します。
この場合、グローバルIPアドレスドメイン名の割り当ても必要になるので、ISPまたはJPNICに申請しないといけません。さらにWWWサーバ、メールサーバ、DNSサーバなどをルータに接続して、外部にホームページを公開できるようにします。しかし、そのままでは外部からの攻撃に対して無防備になるのでプロキシサーバを設置してそこをファイアウォールとして、外部からの侵入をシャットアウトするようにします。
また、プロキシサーバーよりも外側の範囲を非武装地帯(DMZ)と呼び、ここへは内部ネットワークからは直接はアクセスできず、外部からは、非武装地帯には入れるがプロキシーサーバより内側にはアクセスできないようになっている。

プロキシサーバ
プロキシサーバは、いわゆる代理サーバとも呼ばれていて、LAN内部のコンピュータからインターネットへの接続を直接行わせず、プロキシサーバを通すことでインターネットに接続するようにするサーバです。
プロキシサーバは、外部からの不正アクセスに対して、内部のLANに接続されたコンピュータを守る役目も与えられます。
このような役目を果たす装置をファイアウォールと呼びます。
ファイアウォールは、それ専用の装置もありますが、プロキシサーバがファイアウォールの役目を果たすことが一般的です。