電話による通話と異なり、相手がいなくても送ることができ、コストも非常に小さいというメリットがあります。
もっとも最近では通常の通話もコストが小さくなっているようですが。
しかし最近では、コンピュータウィルスが電子メールに付加されて送りつけられてくるという問題が起こっています。
私のところにもコンピュータウィルスを付加したと思われるメールが多数送られてくるので困っています。
コンピュータウィルスなんか作って何がおもしろいのか、重大な犯罪ですよ、これは。
【電子メールが相手に送られる仕組み】
電子メールが相手に送られる仕組みは下図の通りです。
図のようにインターネット上には、主にＩＳＰがメールサーバを設置していて、電子メールはメールサーバを中継して相手先に送られます。
手順としては次の通りです。
①送信側が電子メールを送信すると、電子メールのパケットは回線を通ってインターネット上へ送られます。
②電子メールのパケットは、あなたが契約しているＩＳＰのＳＭＴＰサーバに一旦格納されます。
③ＳＭＴＰサーバは、インターネット回線内に相手先が契約しているＩＳＰのＰＯＰサーバに向けてパケットを送信します。
この際、電子メールをパケットに分割して送信した上で、パケット単位でルーティングします。
④相手先のＰＯＰサーバは、バラバラに送られてきたパケットを受信して、元の電子メールに組み直して、格納します。
この間、遅くても数分以内で完了します。
⑤相手先がＰＯＰサーバから電子メールを受信すると、自分のコンピュータで電子メールを読むことができます。