JR東日本 大糸線 海ノ口駅
海ノ口(うみのくち)
稲尾海ノ口簗場
所在地 長野県大町市平海の口
駅番号  19
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 大糸線
キロ程 42.9km(松本駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員  16人/日(2011年)  
開業年月日 1929年(昭和4年)9月25日
備考 無人駅
海ノ口駅
海ノ口駅
普通列車が到着します 待合室
普通列車が到着します 待合室
ホーム側のベンチと看板 単式ホームと駅舎
ホーム側のベンチと看板 単式ホームと駅舎
駅の概要
海ノ口駅は、長野県大町市平海の口にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線の駅です。駅番号は「19」。
当駅は内陸部に所在するが、農具川が流れこむ「湖の口」の地に置かれたことから付いた名前です。
隣の稲尾駅と同じようにホーム正面から木崎湖が見えるが、木崎湖は近世には「海之口池」と呼ばれていました。
当駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。
信濃大町駅管理の無人駅となっています。
駅舎は、いかにも田舎の駅といった風情で、しかもよく整備されていて、ホームにちょこんと待合所があるだけの小駅とは趣が違います。というわけで、2002年にWOWOWで放送されたおねがい☆ティーチャー、およびその続編となるおねがい☆ツインズにおいて木崎湖の周辺が舞台になり、木崎湖の北端にある当駅も登場しています。
そのアニメ内における描写は現実の駅を忠実に再現しています。
駅の中には駅ノートがあり、ファンの交流の場にもなっています。
また2008年には「アニメのなかの大糸線」と題した記念入場券(信濃大町駅・信濃木崎駅・稲尾駅・海ノ口駅の4駅セット)が枚数限定で発売されています。但し無人駅のため信濃大町駅にて発売されています。



駅の利用状況
長野県統計書によると、2011年度(平成23年度)の1日平均乗車人員は16人です。

年度 1日平均
乗車人員
2007年 14
2009年 20
2010年 23
2011年 16


駅の歴史
  • 1929年(昭和4年)9月25日:国鉄大糸南線の信濃大町駅 - 簗場駅間が開通し、開業。旅客・貨物の取扱を開始。
  • 1957年(昭和32年)8月15日:中土駅 - 小滝駅間が開通して全線開通し、大糸線と改称。
  • 1959年(昭和34年)7月17日:信濃大町駅 - 信濃四ッ谷駅(現・白馬駅)間を電化。
  • 1960年(昭和35年)6月1日:貨物の取扱を廃止
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
  • 2014年(平成26年)
    • 11月22日:長野県神城断層地震により信濃大町駅 - 糸魚川駅間を23日まで運休。
    • 11月25日:信濃大町駅 - 白馬駅間の運転を再開。
    • 12月7日:白馬駅 - 南小谷駅間の運転を再開を再開し、大糸線の全線が復旧。