JR東日本・しなの鉄道・上田電鉄 上田駅
上田(うえだ)
北陸新幹線 佐久平 上田 長野
しなの鉄道しなの鉄道線 信濃国分寺 西上田
上田電鉄別所線 城下
所在地 長野県上田市天神一丁目1-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
しなの鉄道、上田電鉄
所属路線 JR東日本・北陸新幹線
しなの鉄道・しなの鉄道線、上田電鉄・別所線
キロ程 84.2km(高崎駅起点・新幹線)
40.0km(軽井沢駅起点・しなの鉄道)
0.0km(当駅起点・上田電鉄)
駅構造 高架駅(新幹線・上田電鉄)
地上駅(橋上駅)(しなの鉄道)
ホーム 2面2線(新幹線・高架駅)
2面3線(しなの鉄道・橋上駅)
1面1線(上田電鉄・高架駅)
乗車人員  2,877人/日(2018年・新幹線)
1,987人/日(2017年・しなの鉄道)
1,686人/日(2016年・上田電鉄) 
開業年月日 1888年(明治21年)8月15日
備考 直営駅 みどりの窓口(JR東日本)
終日駅員配置 POS端末(しなの鉄道)
終日駅員配置 自動券売機(上田電鉄)
上田駅
上田駅
上田駅温泉口 上田電鉄高架駅
上田駅温泉口 上田電鉄高架駅
改札口には真田氏の六文銭が 水車が駅前に
改札口には真田氏の六文銭が 水車が駅前に
しなの鉄道改札 上田駅
しなの鉄道改札 上田駅
新幹線自動改札 しなの鉄道自動券売機
新幹線自動改札 しなの鉄道自動券売機
新幹線改札
新幹線改札
上田駅は、長野県上田市天神一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・しなの鉄道・上田電鉄の駅です。
JR東日本・北陸新幹線、しなの鉄道しなの鉄道線、上田電鉄別所線の3路線が乗り入れています。そのうち別所線は当駅が起点となっています。
上田市の中心部に位置し、上田市の中心駅となっています。しなの鉄道の本社もここにあります。
地上1階にJR東日本新幹線の出改札があり、地上2階の南北自由通路を兼ねた橋上駅舎にしなの鉄道と上田電鉄の出改札があります。
市街地側の北口は「お城口」、別所温泉側の南口は「温泉口」と呼ばれています。「お城口」は蔵をイメージしたデザインとなっており、夜には上田市ゆかりの真田家の家紋「六文銭」が間接照明で照らされます。お城口下部の黒いなまこ壁はは当初モルタル仕上げとする予定でしたが、市民から1億5000万円の寄付金が集まり黒御影石を貼り合わせたものとなっています。
新幹線ホームとしては、相対式ホーム2面2線を有する高架駅です。北陸新幹線の軽井沢駅 - 長野駅間における唯一の高架駅です。待避線がないため可動式安全柵を装備しています。
当初計画では島式2面4線とする案もありましたが、開業後の需要予測から軽井沢と長野の待避設備で対応可能と判断され、現在の相対式2面2線となっています。
終日社員配置駅で、自動改札機(モバイルSuica用リーダ・ライタ付属)が設置されています。乗車券類はみどりの窓口(営業時間 5、40 - 22、00)、みどりの窓口内指定席券売機、同えきねっと券売機、みどりの窓口横タッチパネル式自動券売機で購入することができます。
ホームに向かうエレベーター、エスカレーターが設置されています。2007年3月18日からのJR東日本新幹線・特急列車禁煙化に伴い、ホーム上に喫煙ルームが設けられています。
駅構内にびゅうプラザ上田駅(営業時間、平日10時00分 - 19時00分、土休日10時00分 - 17時30分)・待合室・自動体外式除細動器(AED)があります。
トイレは改札内にあります。改札外では駅の自由通路下(お城口・温泉口)のトイレが利用できます。
上田駅前
上田駅前
しなの鉄道線ホームとしては、相対式ホーム(下り本線)と島式ホーム(中線と上り本線)の2面3線を持つ地上駅です。
相対式ホームは北陸新幹線(長野経由)建設にあわせて新設されたものであり、島式ホームはかつての下り本線と中線ホームであるので、両者は高さや構造が違っていたが、島式ホームは嵩上げ工事を行い、同一の高さとなっています。
終日社員配置駅。乗車券類は出札窓口(営業時間、5時40分 - 22時00分、POS端末設置)、窓口横自動券売機で購入できます。また窓口横にはしなの鉄道関連グッズなどを販売するコーナー(売店)があり、勘定は窓口にて取り扱う。駅構内に待合室、コインロッカー、真田幸村グッズなどの土産コーナー(勘定は窓口にて取り扱い)、無人新聞スタンドがあります。トイレは改札内のみ。2008年12月22日より、1・2番線ホーム、3番線ホームに向かうエレベーターが使用を開始しました。2019年2月28日に、本改札の隣のコンコースにセブン-イレブンしなの鉄道上田駅店がオープンしました。
新幹線工事の際(JR信越本線時代)に線路が全体的に南側に移転となりその際、1番線がかつての2番線、2番線がかつての3番線、3番線は留置線を転用する形で新設されています。
発車メロディは東洋メディアリンクスで信越本線時代からの発車メロディをそのまま利用しています。1番線が「Water Crown」、2番線が「Gota del Vient」、3番線が「Cielo Estrellado」。なお、以前は全ホームで「Water crown」の短縮版を使用していた。ただし、ワンマン運転の場合は発車メロディは取り扱わず発車ベルが用いられています。
上り本線は1番線、下り本線は3番線であり、通常はこの2線が使用されます。2番線は長野方面への折り返し始発列車のみ使用しています。

別所線改札
別所線改札
上田電鉄別所線ホームは、単式ホーム1面1線を有する高架駅です。
新幹線開業(1997年10月1日)後の1998年3月29日に、地上駅から高架駅になっています。
終日駅員配置駅です。出札窓口、自動券売機(2機)、待合室があります。
出札窓口はきっぷうりばと定期券売り場で分かれており、きっぷうりばでは企画・記念乗車券や上田電鉄グッズのほか硬券乗車券の販売も行っています。
定期券売り場では別所線の定期券に加え、上田バスの定期券・回数券の取り扱いも行っています。
以前はきっぷうりば、定期券売り場ともに始発から終電まで営業していましたが、2018年8月1日より定期券売り場は平日は7時30分 - 20時00分、土日祝日は8時00分 - 17時00分までの営業となっています。改札口上部にて沿線観光案内映像を流しています。また改札内にトイレがあります。駅番号はBE01。
高架化以前は、JR(現しなの鉄道)のホームと同位置にホームがあり、連絡橋を渡る形で乗り換えができましたが、1998年3月29日に高架化され、ホームは長野側(別所線下り側)に移動しています。
また構内には別所線の車両基地・留置線もありましたが、高架化に伴い車両基地機能は下之郷駅構内に統合されています。
高架化後は留置線・側線を持たない棒線駅となっており、車両の留置はできなくなっています。
ホームの壁にはかつて別所線において運用されていた「丸窓電車」の丸窓をモチーフにした円形のはめ殺し窓が配されています。高架化以来待合室に隣接しておぎのや上田駅売店があり、立ち食いそばと峠の釜めしの販売を行っていましたが、2013年2月28日をもって閉店しました。
おぎのや売店があったスペースにはコインロッカーと上田電鉄のイメージキャラクターをデザインした自動販売機が設置されています。また駅事務室に隣接して上田交通不動産情報コーナーがありましたがその後閉鎖され、2015年9月11日に同コーナー跡に地酒立ち飲み・焼き鳥店「やきとり番長」が開店したほか、新たに自動販売機コーナーも設けられています。高架化以前の旧駅敷地は上田交通経営の駐車場となっています。
別所温泉行き電車 さなだどりーむ号
別所温泉行き電車 さなだどりーむ号
上田電鉄別所線ホームに1002F電車 上田電鉄上田駅
上田電鉄別所線ホームに1002F電車 上田電鉄上田駅
上田電鉄別所線ホームに6000形電車 6000形電車が折り返して別所温泉へ
上田電鉄別所線ホームに6000形電車 6000形電車が折り返して別所温泉へ
別所線ホームが高架線になる前 上田電鉄別所線はこちら
別所線ホームが高架線になる前 上田電鉄別所線はこちら


新幹線ホームの駅名標
新幹線ホームの駅名標
1888年(明治21年) 8月15日、官設鉄道 長野駅 - 当駅間の開業に伴い、終着駅として開業しました。
12月1日、官設鉄道 当駅 - 軽井沢駅間延伸開業に伴い、途中駅となっています。
1909年(明治42年)10月12日、国有鉄道線路名称制定に伴い、当駅を含む高崎駅 - 新潟駅間が信越線(しんえつせん)と命名されます。
1914年(大正3年)6月1日、当駅を含む高崎駅 - 新潟駅間を信越本線と改称します。
1924年(大正13年)8月15日、上田温泉電軌の千曲川鉄橋が開通します。同社青木線 当駅 - 三好町駅間開業に伴い、同線の起点駅となっています(川西上田駅)。
1927年(昭和2年)11月20日、上田温泉電軌北東線 当駅 - 伊勢山駅間開業に伴い、同線の起点駅となります(北東上田駅)。
1938年(昭和13年)7月25日、上田温泉電軌青木線の一部廃止に伴い、同線 当駅 - 上田原駅間を川西線に改称します。
1939年(昭和14年) 3月19日、上田温泉電軌川西線を軌道法による軌道から地方鉄道法による鉄道に変更し、別所線に改称します。北東線を菅平鹿沢線に改称します。
8月30日、上田温泉電軌が上田電鉄に社名変更します。
1943年(昭和18年)10月21日、上田電鉄が丸子鉄道と合併し、上田丸子電鉄に社名変更しています。
1949年(昭和24年)6月1日、日本国有鉄道法施行に伴い、信越本線の駅が日本国有鉄道(国鉄)に継承しています。
別所線普通電車
別所線普通電車
1953年(昭和28年)11月、上田丸子電鉄別所線の架線電圧を直流600Vから直流750Vに昇圧します。
1955年(昭和30年)8月8日、上田丸子電鉄菅平鹿沢線の駅が電鉄上田駅として独立します。駅舎は北東上田駅に建設され、改札が分離しました。
1960年(昭和35年)4月1日、上田丸子電鉄菅平鹿沢線を真田傍陽線に改称します。
1963年(昭和38年)6月21日、当駅を含む信越本線 軽井沢駅 - 長野駅間が電化しています(直流1500V)。
1968年(昭和43年)10月1日、みどりの窓口設置されます。
1969年(昭和44年) 5月31日、上田丸子電鉄が上田交通に社名変更します。
9月25日、信越本線 当駅 - 西上田駅間が複線化します。
1972年(昭和47年) 2月19日、上田交通真田傍陽線廃止に伴い、電鉄上田駅が廃止され、改札が再び共用となっています。切符販売は川西上田駅にて乗換えのみ継続となっています。
9月30日、信越本線 大屋駅 - 当駅間が複線化されています。
1986年(昭和61年)10月1日、上田交通別所線の架線電圧を直流750Vから直流1500Vに昇圧します。
1987年(昭和62年)4月1日、国鉄分割民営化に伴い、信越本線の駅が東日本旅客鉄道(JR東日本)に継承しました。
1994年(平成6年)12月3日、信越本線の駅舎を橋上駅舎化しています。
1997年(平成9年) 月日不詳、上田駅前整備事業を開始します。
10月1日、北陸新幹線高崎駅 - 長野駅間が開業。信越本線の軽井沢駅 - 篠ノ井駅間をJR東日本からしなの鉄道に移管し、しなの鉄道線に改称します。JR東日本の駅は北陸新幹線(長野経由)の所属駅となっています。
1998年(平成10年) 3月29日、上田交通別所線の駅舎を高架化し(南北自由通路に接続)、再度改札が分離されます。
9月30日、上田交通別所線の上田駅付近高架工事が完成します。
2003年(平成15年)12月、駅前再開発ビル「パレオ」が完成し、上田駅前整備事業が終了します。総事業費約160億円(うち市負担は約90億円)。北側出入口がお城口、南側出入口が温泉口となっています。お城口にペデストリアンデッキが設置されます。
2005年(平成17年)10月3日、上田交通の鉄道部門が上田電鉄として独立し、別所線が同社に移管される。
2007年(平成19年)3月18日、JR東日本新幹線・特急列車禁煙化に伴い、新幹線ホーム上に喫煙ルームを設置します。
2008年(平成20年)12月22日、しなの鉄道の1・2番線ホーム、3番線ホームに向かうエレベーターが使用開始します。
2010年(平成22年)7月30日、映画「サマーウォーズ」の主題歌で山下達郎の楽曲「僕らの夏の夢」が上田電鉄別所線の発車メロディとして使用が開始されます。
2015年(平成27年)4月7日、駅構内に水戸岡鋭治デザインの垂れ幕や暖簾の掲出を完了しました。
2019年(令和元年)9月30日、JR東日本運営のびゅうプラザが営業終了する予定です。(´;ω;`)

新幹線のりば
番線 路線 方向 行先
1 北陸新幹線 上り 高崎・大宮・東京方面
2 下り 長野・富山・金沢方面

しなの鉄道のりば
番線 路線 方向 行先 備考 
1 しなの鉄道線 上り 小諸・軽井沢方面  
2 下り 長野方面 当駅始発
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