前沢駅(まえさわえき)は、岩手県奥州市前沢字三日町浦にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
東北新幹線開業前は急行「いわて」「もりおか」などの急行列車が停車していた。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅である。
普通列車停車中に貨物列車を先行させる、平泉方面の臨時列車を折り返すといったことがある。
2005年(平成17年)12月10日より、鉄道で寸断された東西の交流を目的に進められてきた東西交流通路(愛称・ぽっぽ)と同時に新しい橋上駅舎が旧駅舎南側に完成し、駅とぽっぽに計4基のエレベーターが設置された。
これによって駅東側にあるイオン前沢店へ直接行けるようになり、大幅な時間短縮となった。
旧駅舎跡地は公園として整備された。
一ノ関駅管理の無人駅。
のりば
| 番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
| 1 |
■東北本線 |
下り |
水沢・盛岡方面 |
| 2 |
(上下ともに一部の列車) |
| 3 |
上り |
一ノ関方面 |
歴史
- 1890年(明治23年)11月1日:開業。
- 1893年(明治26年)3月16日:電報の取り扱いを開始。
- 1972年(昭和47年)3月15日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日:一ノ関駅所属前沢在勤駅員の配置を廃止し、業務委託化。
- 2005年(平成17年)12月10日:新駅舎・東西交流通路(ぽっぽ)が完成。
- 2014年(平成26年)9月30日:みどりの窓口の営業を終了。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。
- 2025年(令和7年)
- 3月14日:出札窓口の営業を終了。自動券売機を撤去。
- 3月15日:終日無人化。
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