陸中折居駅(りくちゅうおりいえき)は、岩手県奥州市水沢真城(しんじょう)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
1924年(大正13年)に当初は信号場として開設され、1928年(昭和3年)11月25日に駅となった。
信号場当時からの木造駅舎が使用されてきたが、東日本大震災で被害を受けたのち同年12月に新駅舎が完成している。
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| 跨線橋とホーム |
駅舎と跨線橋 |
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| 駅名標 |
乗車駅証明書発行機 |
駅構造
単式ホーム2面2線を持つ地上駅である。かつては2面3線で、旧2番線(中線)は横取線として線路が残されている。
互いのホームは跨線橋で連絡している。
無人駅(一ノ関駅管理)である。木造平屋建て約25平方メートルのメートルの駅舎が2011年12月27日に供用開始されている。
バリアフリー対応として駅舎入口にはスロープが設置されている。
現在は待合室内の簡易自動券売機が撤去され、乗車駅証明書発行機に置き換えられた。
のりば
| 番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
| 1 |
■東北本線 |
下り |
北上・盛岡方面 |
| 2 |
上り |
平泉・一ノ関方面 |
歴史
- 1924年(大正13年)1月15日:折居信号場として開業する。
- 1928年(昭和3年)11月25日:駅に昇格し、陸中折居駅となる(一般駅)。
- 1962年(昭和37年)4月1日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1980年(昭和55年)5月1日:荷物の扱いを廃止。無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2011年(平成23年)
- 10月末:東日本大震災の影響による破損や老朽化のため、旧駅舎の撤去作業が開始される。
- 12月27日:新駅舎の供用を開始。
- 2015年(平成27年)12月1日:水沢駅の業務委託化に伴い、一ノ関駅長管理下となる。
- 2019年(令和元年)10月1日:簡易自動券売機を廃止し、乗車駅証明書発行機に置き換え。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。
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