原(はら) |
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所在地 |
静岡県沼津市原383-2 |
駅番号 |
CA05 |
所属事業者 |
東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 |
■東海道本線(静岡地区) |
キロ程 |
132.8km(東京起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面3線 |
乗降人員 |
3,875人/日(2023年) |
開業年月日 |
1900年(明治33年)2月25日 |
駅種別 |
業務委託駅 JR全線きっぷうりば |
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原駅 |
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原駅(はらえき)は、静岡県沼津市原にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)東海道本線の駅である。
駅番号はCA05。 東海道本線熱海 - 米原間の第一種鉄道事業者であるJR東海と、同区間の第二種鉄道事業者であるJR貨物が共同で使用する駅である。但し、JR東海が運行する旅客列車の発着はあるが、JR貨物が運営する貨物列車の発着は無い。1900年(明治33年)2月の駅開設時より、日本国有鉄道(国鉄)やその前身組織など一つの事業者により運営されて来たが、1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化に際し、駅の旅客営業をJR東海が継承し、貨物営業をJR貨物が継承したため、2社が共有する現在の形態になった。
駅は、かつて東海道の原宿として栄えた沼津市の原地区にある。かつての所在地は駅名と同名の原町であったが、原町は1968年(昭和43年)に沼津市に統合され消滅している。
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駅名標 |
ホーム |
駅構造 2面3線のホームを有する地上駅である。駅構内の北側に単式ホーム1面1線、南側に島式ホーム1面2線が配置されている。
単式ホームの南側が1番線、島式ホームの北側が2番線、島式ホームの南側が3番線である。旅客列車は、上り列車が上り本線の2番線を使用し、下り列車が下り本線の3番線を使用する。上り待避線(副本線)の1番線は旅客列車は使用しないが、一部の列車やごく稀に遅延したサンライズ瀬戸・出雲が使用している。また、3番線の南側にも主に貨物列車が使用する下り待避線が1線ある。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
備考 |
1・2 |
■東海道線 |
上り |
沼津・熱海方面 |
単式の1番線は事実上予備ホーム |
3 |
下り |
静岡・浜松方面 |
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駅舎・設備 1番線の北側に接して、木造で天井の高い駅舎が設置されている。駅舎内部にはJR全線きっぷうりばが設置され、改札口には簡易型自動改札機が導入されている。駅舎がある1番線ホームと、そこから離れた2番線・3番線ホームの連絡は跨線橋による。2007年(平成19年)6月に着工されたバリアフリー設備設置工事が2008年(平成20年)2月に終了し、跨線橋に2基のエレベーターが設置された。これと同時に、駅舎内部の多機能トイレの使用も開始されている。
駅舎の脇には、開業時の1900年築とされるレンガ積みのランプ小屋がある。(フランドル積み)
JR東海による分類では当駅は業務委託駅に分類され、駅業務はJR東海交通事業の係員が終日担当している。
また、管理駅である沼津駅が当駅を管理している。
歴史
- 1900年(明治33年)2月25日:官設鉄道東海道線の駅として、沼津 - 鈴川(後の吉原駅)間に開業。旅客・貨物営業を開始。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、当駅を通る東海道線の本線筋を東海道本線と命名。
- 1948年(昭和23年)3月:2代目の現駅舎に改築。
- 1949年(昭和24年)2月1日:沼津 - 静岡間電化に伴い、駅構内を電化。
- 1984年(昭和59年)
- 1月16日:専用線発着を除く車扱貨物取扱廃止。
- 2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東海・JR貨物が継承。
- 1997年(平成9年)3月22日:貨物列車の設定廃止。
- 2008年(平成20年)
- 2月29日:エレベーター・多機能トイレの供用を開始。
- 3月1日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
- 2025年(令和7年)6月1日:お客様サポートサービスおよびサポートつき指定席券売機を導入(予定)。
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