茨木(いばらき) |
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所在地 |
大阪府茨木市駅前一丁目1-10 |
駅番号 |
JR-A41 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
■東海道本線(JR京都線) |
キロ程 |
541.8km(東京起点) |
駅構造 |
地上駅(橋上駅) |
ホーム |
2面4線 |
乗車人員 |
43,428人/日(2023年) |
開業年月日 |
1876年(明治9年)8月9日 |
駅種別 |
直営駅 みどりの窓口 |
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茨木駅 |
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茨木駅(いばらきえき)は、大阪府茨木市駅前一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。
駅番号はJR-A41。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。
向日町駅 - 高槻駅 - 大阪駅間の鉄道が開業した約2週間後に山崎駅・吹田駅とともに新設開業。
この2駅と並び同区間内で最初の新駅となった。
茨木市を代表する駅で、かつ新快速が通過する駅の中では最も乗車人員が多い。
当駅と阪急京都線茨木市駅の間は、距離にして約1.5km、徒歩なら約18分かかる。
両駅間を阪急バス・近鉄バス・京阪バスが結んでいる。阪急への乗り換えは摂津富田駅や高槻駅がより至近である。
新快速停車の計画があると報じられたことがあるが、JR西日本からの公式発表はなく、以降進展する様子はない。
回送列車や臨時列車は通過待ちのため当駅で運転停車する事がある。
また当駅構内はカーブとなっており、それに伴うITV設置の関係で、高槻・京都方面の10両・12両編成の快速のみ、ドア閉直前に乗降促進ベルが鳴る(7両編成の普通や6・8両編成の快速では鳴らない)。
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駅名標 |
改札口 |
駅構造
島式ホーム2面4線を持ち、さらにホームのない待避線を上下1本ずつ備えた地上駅で、橋上駅舎を有している。
12両編成の列車に対応している。当駅の千里丘方からは貨物列車用の線路が分岐しており、吹田貨物ターミナル駅から梅田貨物線や北方貨物線などへ入る列車は貨物列車用の線路に入ることになる。改札内にトイレがある。
直営駅で、高槻駅長の管理下にあるが、吹田駅と同様に地区駅長が配置され、当駅は千里丘駅を管理している。
ICOCA利用可能駅。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
線路 |
行先 |
備考 |
1 |
■JR京都線 |
下り |
外側線 |
大阪・三ノ宮方面 |
平日朝の一部の快速 |
2 |
内側線 |
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3 |
上り |
高槻・京都方面 |
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4 |
外側線 |
平日朝の一部の快速 |
付記事項
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
- 原則として2番のりばと3番のりばが使用される。1・4番のりばは平日朝ラッシュ時の快速のみ停車し、それ以外の時間帯はロープが張られている。
運転取り扱い上の呼称
- 1番線:ホームなし(待避線)
- 2番線:1番のりば、下り外側線(本線)
- 3番線:2番のりば、下り内側線(本線)
- 4番線:3番のりば、上り内側線(本線)
- 5番線:4番のりば、上り外側線(本線)
- 6番線:ホームなし(待避線)
- 1番線、6番線は向日町駅 - 新大阪駅・大阪駅間の回送列車などの待避などに使われる。
- 下りは場内と第一出発 ~ 第三出発があり、[外]場内で1番線へ進入、[外]第三出発で外側線→貨物線、[内]内側線→外側線・貨物線へ進出できる[要出典]。
- 上りは第一場内~第四場内と出発があり、[外]第一場内は貨物線から外側線へ合流、[外]第二場内で外側線→内側線、[外]第三場内で外側線→6番線、[内]内側線→5番線へ進入できる[要出典]。
付帯施設
改札前コンコースに自動券売機・みどりの窓口がある。駅改良工事に伴い、改札正面から改札隣に移動した。また、2009年(平成21年)初までは京阪資本のジューサーバーがあったが閉店、その後バウムクーヘン店を経て2010年(平成22年)4月時点ではビアードパパの作りたて工房が開業した。隣のスペースにはミスターミニットが入居していたが、2013年(平成25年)初頭に閉店、2014年からは舞昆のこうはらが1年間限定で営業、その後洋菓子屋となっていた。いずれも、駅改良工事に伴い2016年10月31日をもって閉店した。
改札内コンコースではパン屋が営業していたが、こちらも駅改良工事に伴い閉店した。
東口階段下には、コンビニ「ハート・イン」があったが同様に駅改良工事に伴い閉店した。西口階段下には、レンタサイクル「駅リンくん」がある。
なお、2018年春に一連の駅改良工事が完了し、以下の核店舗が開業した。
- セブンイレブン ハート・イン
- デリカフェ
- 麺家
- エピソード(ファッション雑貨)
- ココカラファイン(ドラッグストア)
- 日本旅行(2019年12月24日閉店)
また、当駅に設置されているトイレは大阪府内のJRの駅としては関西空港駅・大阪駅に次いで3番目とかなり早い段階から無料でトイレットペーパーが設置されていた。
バリアフリー
エレベーターは両ホームと改札階とを結ぶものと、改札階と地上(西口・東口とも)を結ぶものが設置されている。2017年9月11日には両ホームと改札階とを結ぶエスカレーターの使用が開始された。
ダイヤ
朝ラッシュ時は、当該時間帯のみ外側線を走行する快速の多くが普通と連絡する。
大阪方面については、当駅で快速と連絡を取らない普通も多くが新大阪駅到着までに追い抜かれる。
一方日中時間帯は普通と快速の連絡はなく、普通も全て大阪・高槻まで先着する。
このためこれらの駅までの利用であれば1時間あたり12本(快速が4本、普通が8本)利用することが出来る。
歴史
- 1876年(明治9年)8月9日:官設鉄道の高槻駅 - 大阪駅間に新設開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年より東海道本線)の所属となる。
- 1969年(昭和44年)10月1日:現在の橋上駅舎に改築(3代目)。
- 1970年(昭和45年)3月14日 - 9月13日:日本万国博覧会の開催に合わせ、快速が臨時停車。「万博東口駅」という愛称がつく[1]。停車継続運動が起こり、開催終了後も快速停車継続となる[要出典]。
- 1976年(昭和51年)9月4日:当駅と専売公社・引き込み線間で京阪100年号事故が発生。
- 1986年(昭和61年)11月1日:貨物の取り扱いが廃止。
- 日本たばこ産業茨木工場・東洋製罐茨木工場・サッポロビール大阪工場へ専用線が続き、貨物輸送を行っていた。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「JR京都線」の愛称を使用開始。
- 1990年(平成2年)4月1日 - 9月30日:国際花と緑の博覧会の開催に合わせ、一部の特急雷鳥が会場アクセスのため臨時停車。
- 1997年(平成9年)7月19日:自動改札機を設置し、供用開始。
- 2002年(平成14年)7月29日:JR京都・神戸線運行管理システム導入。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2007年(平成19年)3月18日:駅自動放送を更新。
- 2015年(平成27年)
- 3月12日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディ導入。
- 3月16日:リニューアル工事着工。東口デッキ(いばらきスカイパレット)の使用を開始、東口バスのりばの整備が完了。
- 2017年(平成29年)9月11日:改札内のエスカレーターが稼働を開始。
- 2018年(平成30年)
- 3月17日:当駅の京都側に隣接する駅としてJR総持寺駅が開業。合わせて駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
- 4月1日:改札外の付帯施設がグランドオープンし、リニューアル工事が完成。
- 2019年(令和元年)5月17日:駅東南に「ビエラ茨木新中条」が開業。
- 2023年(令和5年)
- 3月31日:2・3番のりばにてJR西日本初のホーム安全スクリーンを使用開始。
- 8月24日:1・4番のりばにてホーム安全スクリーンを使用開始。
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