JR東海・三河三谷駅
三河三谷(みかわみや)
東海道線 三河大塚 三河三谷 蒲郡
所在地 愛知県蒲郡市三谷町上野13
駅番号 CA46
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 東海道本線(名古屋地区)
キロ程 308.3km(東京起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員 1,607人/日(2021年)
乗降人員 3,446人/日(2021年)
開業年月日 1929年(昭和4年)7月3日
駅種別 無人駅(お客様サポートサービス導入駅)
三河三谷駅
三河三谷駅
三河三谷駅(みかわみやえき)は、愛知県蒲郡市三谷町上野にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。
駅番号はCA46。
蒲郡市内の住宅街の中にある駅で、蒲郡市内の観光地「三谷温泉」の最寄り駅でもある。
普通列車および早朝・深夜のみに運転される岡崎以東で各駅に停車する区間快速のほか、快速・新快速の約半数が停車する。
(日中帯・毎時3本停車)
1999年(平成11年)12月4日のダイヤ改正前までは全ての快速(青、緑両方)が停車していたが新快速は通過だった。
地元住民による請願駅で用地買収資金、駅舎建設費などの費用を地区住民の寄付でまかなわれた(当時の金額で27万8,000円)。三谷温泉の最寄り駅であるものの蒲郡駅からのマイクロバス利用が多い。
駅名標 改札口
駅名標 改札口

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。上下本線の間に1本の中線(待避線)がある。
この中線は国鉄時代に撤去されていたが、蒲郡駅周辺連続立体交差事業開始に伴い再び敷設された。
駅舎は下り線側東京方(南側)にあり、上下ホームを結ぶ跨線橋がある。跨線橋に車いす対応エレベーターがある。
駅舎の西側には保線車両用の留置線がある。
蒲郡駅が管理する無人駅である。駅舎内には自動券売機(TOICA対応)が1台、簡易型自動改札機(TOICA対応)、改札口にLED式発車案内板が設置されている。
改札内に多機能トイレ、改札外にトイレがある。
なお東海キヨスクは2009年(平成21年)で閉店し、2010年(平成22年)2月、跡地は更地になった。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 東海道線  下り 大垣方面
2 上り 豊橋・浜松方面

歴史

  • 1908年(明治41年)5月25日:三谷町長より鉄道院総裁へ一回めの請願書を提出。
  • 1909年(明治42年)3月:三谷町長より鉄道院総裁へ二回めの請願書を提出。
  • 1923年(大正12年)8月4日:三谷町長より鉄道大臣へ三回めの請願書を提出。
  • 1926年(大正15年)
    • 7月:名古屋鉄道局 新駅係が来町し、実地調査を行う。
    • 10月15日:全国紙に中間駅候補地として認められた旨の記事が掲載される。
    • 10月20日:新駅設置期成同盟会が組織される。
    • 10月24日:工事費中、10万円追加寄付の件で緊急町会で原案可決。
    • 10月28日:三谷町長から鉄道大臣へ陳情書を提出。
    • 12月8日:鉄道大臣の決裁が下りる。
  • 1927年(昭和2年)
    • 2月:第一回測量。
    • 7月:第二回測量。
  • 1928年(昭和3年)2月11日:工事着手。
  • 1929年(昭和4年)7月3日:国鉄東海道本線の御油(現・愛知御津) - 蒲郡間に新設開業。一般駅。
  • 1974年(昭和49年)10月1日:貨物の取扱を廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取扱を廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道の駅となる。
  • 1990年(平成2年):駅舎改築。
  • 2006年(平成18年)11月25日:TOICA導入。
  • 2009年(平成21年)12月17日:TOICA対応タッチパネル式自動券売機稼働開始。
  • 2017年(平成29年)
    • 9月30日:JR全線きっぷうりばの営業を終了。
    • 10月1日:集中旅客サービスシステム(現・お客様サポートサービス)の使用開始に伴い終日無人化。ただし、当駅には周辺駅へ出向く東海交通事業の係員が事務所に常駐。
  • 2019年(平成31年)3月19日:エレベーター、多機能トイレ使用開始。