JR東海・南大高駅
南大高(みなみおおだか)
東海道線 共和 南大高 大高
所在地 名古屋市緑区大高町字池之内4-10
駅番号 CA62
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 東海道本線(名古屋地区)
キロ程 351.8km(東京起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面3線
乗降人員 13,738人/日(2023年)
開業年月日 2009年(平成21年)3月14日
駅種別 業務委託駅 JR全線きっぷうりば
名古屋市内駅
南大高駅
南大高駅
南大高駅(みなみおおだかえき)は、愛知県名古屋市緑区大高町字池之内にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA62。
名古屋市南東部にある緑区の南部に位置し、JRの駅としては名古屋市内で最も南に位置する。
停車する列車は開業時より普通列車のみである。
駅周辺は1995年(平成7年)より区画整理が行われている地域で、イオンモール大高や総合病院南生協病院も進出し、現在に至るまでマンション等の新築ラッシュが続いている。
南大高駅はイオンモール大高の開業1年後2009年(平成21年)、同施設に隣接する場所に開設された。
JRの乗車券制度の一つ「特定都区市内制度」では、同制度における「名古屋市内」の駅として設定されている。
名古屋市内の範囲の南端は、当駅の開業前は一つ北側の大高駅であったが、当駅開業に伴い新たに当駅が南端となった。
名古屋市大高南地区の特定土地区画整理事業の一環として計画された駅である。
請願駅であり、約31億円の事業費は区画整理事業で処分した保留地の開発利益などから賄われた。

ホーム 改札口
駅名標 改札口

駅構造

島式ホーム1面2線と単式ホーム1面1線からなる合計2面3線の地上駅(橋上駅)。
基本的には名古屋方面が2番線を、豊橋方面が3番線を使用するが、平日の名古屋方面の普通列車の一部は待避線である1番線を使用する。
ホームはいずれも9両分程度の長さがある。
駅舎はホーム上空に設置された橋上駅舎で、駅の西と東を結ぶ自由通路を併設する。駅舎・ホーム間を結ぶ階段が1か所ずつあるほか、駅舎・ホーム間と自由通路に2基ずつ、合計4基のエレベーターが設置されている。
駅舎と自由通路をあわせた面積は約1,530平方メートルである。イオンモール大高への連絡通路がある。
JR東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、大府駅が当駅を管理している。
JR全線きっぷうりば、TOICA対応自動券売機、TOICAチャージ機(改札内)が設置されている。
ほぼ終日営業を行っているが一部の時間帯は窓口が閉鎖となる。

のりば

番線 路線 方向 行先
1・2 東海道線 下り 名古屋・大垣方面
3 上り 岡崎・豊橋方面

歴史

  • 1994年(平成6年)1月31日:名古屋市の特定土地区画整理事業に基づく新駅設置計画を東海旅客鉄道(JR東海)が了承。
  • 2007年(平成19年)4月:JR東海道本線の共和駅 - 大高駅間の新駅として着工。
  • 2008年(平成20年)
    • 3月25日:イオンモール大高が駅西側にグランドオープン(プレオープンは3月20日)。
    • 12月15日:JR東海が正式駅名を「南大高駅」に決定。
  • 2009年(平成21年)3月14日:東海道本線の共和駅 - 大高駅間に新設開業。始発列車から営業を開始。