JR西日本・能登川駅
能登川(のとがわ)
東海道線 稲枝 能登川 安土
所在地 滋賀県東近江市林町
駅番号 JR-A17
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 東海道本線(琵琶湖線)
キロ程 465.7km(東京起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面3線
乗降人員 12,604人/日(2023年)
開業年月日 1889年(明治22年)7月1日
駅種別 業務委託駅 みどりの券売機プラス設置駅
能登川駅
能登川駅
能登川駅(のとがわえき)は、滋賀県東近江市林町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。
駅番号はJR-A17。「琵琶湖線」の愛称区間に含まれている。
2006年(平成18年)1月1日に神崎郡能登川町が編入合併で東近江市となり、東近江市内で唯一のJRの駅となった。
私鉄も含む東近江市内の全14駅中で最も乗車人員が多い。

駅名標 改札口
駅名標 改札口

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅で橋上駅舎を有する。
2003年(平成15年)に改築された駅舎は、旧・能登川町のシンボル、水車をモチーフとしたものになっている 。
水車が有名な能登川だが、かつては駅のプラットホームに給水塔があり、蒸気機関車の給水駅であった]。
JR西日本交通サービスによる業務委託駅(米原駅の被管理駅)。みどりの券売機プラスが設置されている。
2003年(平成15年)11月1日にIC乗車カード「ICOCA」の利用が開始された。
トイレは改札外のみ。
セブン-イレブン キヨスク JR能登川駅改札口店がある。

のりば

番線 路線 方向 行先
1  琵琶湖線    下り 京都・大阪方面 
2・3 上り 米原・長浜方面

  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
付記事項
  • 上り方向は2番のりばを発着するが、当駅で緩急接続を行う普通列車は3番のりばを使用する。
線路の構成
  • 1番線(1番のりば、下り本線)
  • 2番線(ホームなし、下り待避線)
  • 3番線(2番のりば、上り本線)
  • 4番線(3番のりば、上り待避線)

ダイヤ

日中時間帯は1時間に3本(新快速1本、普通2本)が停車する。
なお、朝と夕方以降は本数が増える時間帯がある。また、上り列車の一部は当駅で新快速と普通の緩急接続が行われる。

歴史

  • 1889年(明治22年)7月1日:官設鉄道の駅として分岐点(後の深谷) - 馬場駅(現在の膳所駅)間延伸と同時に開業。延伸開業区間で最も古い6駅(長岡、米原、彦根、能登川、八幡、草津)の一つ。
  • 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定が行われ、東海道線(1909年より東海道本線)の所属となる。
  • 1935年(昭和10年):旧駅舎完成。
  • 1946年(昭和21年):跨線橋取り換え。
  • 1972年(昭和47年)3月15日:貨物の取り扱いを廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:新快速の通過運転区間が彦根駅まで延長。途中停車駅は、近江八幡駅、能登川駅の2駅のみで、現在に至る。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「琵琶湖線」の愛称を使用開始。
  • 1998年(平成10年)4月7日:自動改札機を設置し、供用開始。
  • 2002年(平成14年)3月3日:新駅舎建設に伴い仮駅舎の使用開始。
  • 2003年(平成15年)
    • 3月1日:西口の土地区画整理事業が完成。
    • 3月15日:橋上駅舎の使用が開始される。エレベーター、エスカレーター、多目的トイレ使用開始。
    • 3月27日:西口広場が完成。
    • 11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
  • 2006年(平成18年)10月1日:JR京都・神戸線運行管理システム導入。
  • 2007年(平成19年)3月18日:駅自動放送を更新。
  • 2012年(平成24年)
    • 3月31日:みどりの窓口の営業を終了。
    • 4月1日:琵琶湖線では初のみどりの券売機プラスを導入。
  • 2015年(平成27年)3月12日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディ導入。
  • 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始する。
  • 2019年(令和元年)6月30日:駅開業130周年記念式典や記念講演会を開催。
  • 2020年(令和2年)4月1日:業務委託化。