近江八幡(おうみはちまん) |
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所在地 |
滋賀県近江八幡市鷹飼町616 |
駅番号 |
JR-A19 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
■東海道本線(琵琶湖線) |
キロ程 |
474.3km(東京起点) |
駅構造 |
地上駅(橋上駅) |
ホーム |
2面3線 |
乗降人員 |
31,448人/日(2023年) |
開業年月日 |
1889年(明治22年)7月1日 |
駅種別 |
直営駅 みどりの券売機プラス設置駅 |
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近江八幡駅 |
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近江八幡駅(おうみはちまんえき)は、滋賀県近江八幡市鷹飼町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・近江鉄道の駅である。
駅番号はJR西日本がJR-A19、近江鉄道がOR21。
JR西日本の東海道本線と、近江鉄道の八日市線(万葉あかね線)が乗り入れており、八日市線は当駅が終点となっている。
東海道本線は「琵琶湖線」の路線愛称設定区間に含まれており、IC乗車カード「ICOCA」の利用エリア内である。
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駅名標 |
改札口 |
駅構造
JR西日本
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅で、橋上駅舎を有している。
単式ホームが1番のりば、島式ホームが2・3番のりば(3番のりばが近江鉄道の駅寄り)である。
草津駅管理の直営駅である。
自動券売機、みどりの券売機、みどりの券売機プラスが設置されている。
また、セブン-イレブン ハート・イン、トイレ(改札内)のほか、北口・南口には上りエスカレーターとエレベーター、上下ホームには上下エスカレーターとエレベーター、各ホームには待合室が設置されている。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■ 琵琶湖線 |
上り |
彦根・米原方面 |
2・3 |
下り |
大津・京都・大阪方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
付記事項
- 下りは緩急接続が可能で、3番のりば(4番線)は新快速の接続待ちや特急列車の通過待ちを行う列車が使用する。なお、ホームのない上り待避線(2番線)は貨物列車や臨時列車の待避に使われる。
- 国鉄時代は近江鉄道と線路がつながっており、武佐行き(東洋カーボン(現:東海カーボン)側線)などと車扱貨物の授受があった。
- かつては東海道本線を走っていた「比叡」(神戸・大阪 - 名古屋間)や「たかやま」(大阪 - 飛騨古川間)などの急行列車停車駅であったが、現在は米原駅からJR東海エリアの名古屋・岐阜方面へ直通する列車は停車せず、新快速とアーバンネットワーク内相互発着の特急「らくラクびわこ」が停車する。
運転取り扱い上の呼称
- 1番線(1番のりば、上り本線)
- 2番線(ホームなし、上り待避線)
- 3番線(2番のりば、下り本線)
- 4番線(3番のりば、下り待避線)
ダイヤ
日中時間帯は1時間に3本(新快速1本、普通2本)が停車する。
なお、朝と夕方以降は本数が増える時間帯がある。
また、下り線では一部の新快速と普通列車が当駅にて緩急接続を行う。
近江鉄道 近江八幡駅 |
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所在地 |
滋賀県近江八幡市鷹飼町616 |
駅番号 |
OR21 |
所属事業者 |
近江鉄道 |
所属路線 |
■八日市線(万葉あかね線) |
キロ程 |
9.3 km(八日市起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
1面2線 |
乗降人員 |
2,548人/日(2023年) |
開業年月日 |
1913年(大正2年)12月29日 |
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近江鉄道 |
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近江鉄道
島式ホーム1面2線と側線1線を有する地上駅である。近江鉄道では最も利用者が多い駅で、日中は当駅 - 八日市駅間で30分間隔の運行ダイヤとなっている。
2020年には近江鉄道と埼玉西武ライオンズとのコラボレーションにより、駅名標や待合室の中が同球団の仕様に変更された。
また、待合室には当時の所属選手、森友哉の等身大パネルが設置されていたが、2022年のシーズンオフにFA権を行使しオリックス・バファローズへ移籍したため撤去された。
2023年、栗東市出身で近江高等学校から埼玉西武ライオンズに入団した山田陽翔の等身大パネルを待合室に設置。
外壁も一新される。
近江鉄道も終日駅員配置駅で自動券売機が設置されている。
ただしJR西日本への線路は接続されておらず、連絡改札も設置されていないため乗り換えは一旦改札を出る形になる。
列車はワンマン運転であるがホーム側のすべてのドアが開く。
待合室のほか、ホームにはエレベーターが設置されている。
のりば
番線 |
路線 |
行先 |
1・2 |
■ 八日市線(万葉あかね線) |
八日市方面 |
歴史
JR西日本
- 1889年(明治22年)7月1日:官設鉄道の八幡駅として分岐点(後の深谷)- 馬場駅(現在の膳所駅)間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定、東海道線の所属となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:路線名称を東海道本線に変更、同線の所属となる。
- 1919年(大正8年)3月11日:駅名を近江八幡駅に改称。
- 1956年(昭和31年)9月27日:ホーム上屋が全焼する火事。
- 1981年(昭和56年)8月:現在の橋上駅舎に改築(2代目)。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取り扱いが廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日:新快速の通過運転区間が彦根駅まで延長。途中停車駅は当駅と能登川駅の2駅のみで、現在に至る。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により国鉄の駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、JR西日本で「琵琶湖線」の愛称を使用開始。
- 1998年(平成10年)4月6日:自動改札機を設置し、供用開始。
- 2003年(平成15年)11月1日:JR西日本でICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2006年(平成18年)10月1日:JR西日本にJR京都・神戸線運行管理システム導入。
- 2007年(平成19年)3月18日:JR西日本で駅自動放送を更新。
- 2015年(平成27年)3月12日:入線警告音の見直しに伴い、JR西日本に接近メロディ導入。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始する。
- 2023年(令和5年)
- 6月1日:みどりの券売機プラスを導入。
- 6月30日:みどりの窓口の営業を終了。
- 7月1日:業務委託化。
近江鉄道
- 1913年(大正2年)12月29日:湖南鉄道線(現在の近江鉄道八日市線)の新八幡駅が開業。
- 1919年(大正8年)3月11日:駅名を近江八幡駅に改称。
- 1927年(昭和2年)5月15日:湖南鉄道が琵琶湖鉄道汽船と合併、同社の地方鉄道部の駅となる。
- 1929年(昭和4年)4月1日:琵琶湖鉄道汽船(10日後に京阪電気鉄道に合併される)から分離され八日市鉄道が設立。同社の駅となる。
- 1944年(昭和19年)3月1日:交通統合により、八日市鉄道が近江鉄道に吸収合併。所属路線が八日市線の駅となる。
- 1986年(昭和61年)11月1日:貨物取扱を廃止。
- 2013年(平成25年)3月16日:路線愛称の制定により、近江鉄道八日市線の当駅 - 八日市間で「万葉あかね線」の愛称を使用開始。
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