JR西日本・篠原駅
篠原(しのはら)
東海道線 近江八幡 篠原 野洲
所在地 滋賀県近江八幡市上野町1260
駅番号 JR-A20
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 東海道本線(琵琶湖線)
キロ程 478.3km(東京起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
乗降人員 3,966人/日(2023年)
開業年月日 1921年(大正10年)4月20日
駅種別 業務委託駅 みどりの券売機プラス設置駅
篠原駅
篠原駅
篠原駅(しのはらえき)は、滋賀県近江八幡市上野町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。
駅番号はJR-A20。「琵琶湖線」の愛称区間に含まれている。
当初は西方の野洲郡篠原村(現在の野洲市)よりに設置される予定であったが、その場所が勾配になっていたため現在の位置に設置された。開業当初は信号所であったが後に昇格して旅客駅となる。
1992年(平成4年)に近江八幡市、野洲市、竜王町で「篠原駅周辺都市基盤整備推進協議会」を立ち上げ、都市計画をはじめ事業用地の取得を行った。2012年(平成24年)に2市1町とJR西日本が協定を締結し、自由通路や駅舎の詳細設計がまとまった。
2015年(平成27年)9月19日、始発電車より自由通路と橋上駅舎が供用開始された。
新駅舎はエレベーターやエスカレーターの設置によるバリアフリー化と男女トイレと多目的トイレを備えている。
橋上駅舎と自由通路の総工費は約14億3300万円であった。
2016年4月1日からは南口駅前広場とリニューアルされた北口駅前広場が供用開始された。

駅名標 コンコース
駅名標 コンコース

駅構造

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅[1]で、絶対信号機を持たない停留所である。以前はホームがない中線が上下線に挟まれた形で存在していたが、国鉄末期に使用停止となり、その後大半が撤去された(一部の線路は保線車両の駐機場所として残っている)ため、分類上は停留所となった。
2015年9月19日に橋上駅舎が供用開始された。南北を結ぶ自由通路が設置されており、両側ともエスカレーター・エレベーターを備える。トイレは改札外コンコースに設置されている。
JR西日本交通サービスによる業務委託駅であり、草津駅の管理下に置かれている。
ICOCA利用可能駅。ICOCAの相互利用対象カードも使用可能。

のりば

番線 路線 方向 行先
1  琵琶湖線    上り 米原・長浜方面
2 下り 京都・大阪方面

  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

ダイヤ

日中時間帯は1時間あたり2本が停車する。なお、朝と夕方以降は本数が増える時間帯がある。

歴史

  • 1918年(大正7年)6月1日:国有鉄道の篠原信号所として開設。
  • 1921年(大正10年)4月20日:篠原信号所を駅に格上げする形で、篠原駅が開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
  • 1962年(昭和37年)2月1日:貨物の取り扱いが廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「琵琶湖線」の愛称を使用開始。
  • 1998年(平成10年)3月11日:自動改札機を設置し、供用開始。
  • 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
  • 2006年(平成18年)10月1日:JR京都・神戸線運行管理システム導入。
  • 2007年(平成19年)3月18日:駅自動放送を更新。
  • 2015年(平成27年)
    • 3月12日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディ導入。
    • 9月18日:みどりの窓口の営業を終了。
    • 9月19日:始発電車より自由通路と橋上駅舎が供用開始。南口開設。みどりの券売機プラスを導入。
  • 2016年(平成28年)4月1日:南口駅前広場が供用開始。北口駅前広場がリニューアル。
  • 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入される。