JR西日本・立花駅
立花(たちばな)
東海道線 尼崎 立花 甲子園口
所在地 兵庫県尼崎市立花町一丁目1番1号
駅番号 JR-A50
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 東海道本線(JR神戸線)
キロ程 567.1km(東京起点)
駅構造 地上駅(橋上駅
ホーム 2面4線(乗降は2面2線のみ)
乗車人員 22,481人/日(2023年)
開業年月日 1934年(昭和9年)7月20日
駅種別 直営駅 みどりの窓口
立花駅
立花駅
立花駅(たちばなえき)は、兵庫県尼崎市立花町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。駅番号はJR-A50。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。
尼崎市役所の最寄り駅である。また周辺の住宅も多く、尼崎駅よりも乗降客数が多い時代が続いていた。
JR東西線の開業後に逆転されたが、当駅の乗降客数は新快速・快速通過駅にもかかわらず依然高い水準にあり、現在でも京阪神間快速通過駅では最も多くなっている。
兵庫支社の管轄対象駅の中では最も東にあり、隣の尼崎駅は阪奈支社の管轄対象となる。
吹田駅 - 須磨駅間での電気運転開始時に塚本駅・甲子園口駅・六甲道駅・元町駅と同時に開設。
背景には立花村村会から受けた請願がある。
なお隣の甲子園口駅についても当時の自治体の誘致活動によって開設されている。

駅名標 改札口
駅名標 改札口
駅名標 通過する快速
駅名標 通過する快速

駅構造

島式ホーム2面4線の地上駅で、橋上駅舎を有する。
分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。
各駅停車のみが停車するため、内側の2・3番のりばのみを使用し、外側の1・4番のりばには簡易なフェンスが設けられている。
特急・貨物列車・新快速・平日の朝ラッシュ時に運行される快速は外側(1・4番ホーム)を、それ以外の快速は普通電車が停車する2・3番ホームを通過する。ホーム間は跨線橋が結ぶ。
アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCA及びその相互利用対象カードの利用可能駅でもある。
直営駅(芦屋駅の被管理駅)。
駅西側に幹線道路(道意線)の陸橋があり、陸橋上にはバスの停留所が設置されている。ここからも直接駅舎に行くことができる。
エレベーターは北口に設置されており、南口は階段のみだが、フェスタ立花(南・北館)の営業時間中は店内のエレベーターを利用することで、ペデストリアンデッキを経由して車椅子等でも南口を利用できる。
また、ホームへのエレベーターは上下線共にあり、車椅子を利用した列車への乗降は駅員が対応する。
セブン-イレブンハートイン(6時30分~24時)が改札外のコンコースに出店している。洋菓子のヒロタが改札内に出店していたが閉店し、2018年4月現在は待合スペースとなっている。
北出口にサンエトワール(7時〜20時)が出店している。

のりば

番線 路線 方向  線路   行先
1 JR神戸線  下り 外側線 (通過列車のみのため閉鎖)
2 JR神戸線 下り 内側線 三ノ宮・姫路方面 
3 上り 尼崎・大阪・北新地方面
4 JR神戸線  上り 外側線 (通過列車のみのため閉鎖)

  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。


歴史

年表

  • 1932年(昭和7年)7月:前年の電化計画発表を受け、七松・水堂地区境界部分への新駅設置を立花村村会が鉄道省へ請願。
  • 1933年(昭和8年)
    • 7月:区画整理・上水道整備計画、寄付金の準備等が認められ、駅設置が決定。
    • 11月:橘土地区画整理組合が認可。駅前開発に着手。
  • 1934年(昭和9年)7月20日:国有鉄道東海道本線の神崎駅(現在の尼崎駅) - 西ノ宮駅(現在の西宮駅)間に新設開業(吹田駅 - 須磨駅間電気運転開始と同時、隣の甲子園口駅も同日に開業)。旅客扱いのみ。
  • 1970年(昭和45年)10月:現在の橋上駅舎に改築(2代目)。
  • 1972年(昭和47年)2月:道意線が高架化。これにより、水堂踏切が廃止。バス停が高架橋上に設置され、駅コンコースに連絡通路と階段を新設。
  • 1978年(昭和53年)10月23日:当駅約500m西方の水堂町1丁目付近で、上り高速貨物列車が脱線、多数のコンテナが道路上に転覆。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「JR神戸線」の愛称を使用開始。
  • 1995年(平成7年)
    • 1月17日:阪神・淡路大震災により、営業休止。
    • 1月19日:尼崎駅 - 甲子園口駅間の復旧により、営業再開。
  • 1997年(平成9年)
    • 3月8日:JR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」導入。
    • 12月13日:自動改札機を設置し、供用開始。
  • 2000年(平成12年)4月21日:立花南第二地区市街地再開発事業に伴い、フェスタ立花が駅南側に開業。駅コンコースと新たに建設したペデストリアンデッキで直結。
  • 2002年(平成14年)7月29日:JR京都・神戸線運行管理システム導入。
  • 2003年(平成15年)
    • 10月12日:エレベーターの使用を開始。
    • 11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
  • 2007年(平成19年)3月18日:駅自動放送を更新。
  • 2015年(平成27年)3月12日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディをJR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」の音質見直し版に再び変更する。
  • 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始する。
  • 2025年(令和7年)
    • 5月31日:みどりの窓口の営業を終了(予定)。
    • 6月1日:みどりの券売機プラスを導入(予定)。