JR東海・高塚駅
高塚(たかつか)
東海道線   浜松 高塚 舞阪
所在地 浜松市中央区高塚町994-1
駅番号 CA35
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 東海道本線(静岡地区)
キロ程 262.4km(東京起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面3線
乗車人員 2,331人/日(2021年)
開業年月日 1929年(昭和4年)7月1日
駅種別 直営駅 JR全線きっぷうりば
高塚駅
高塚駅
高塚駅(たかつかえき)は、浜松市中央区高塚町にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。
駅番号はCA35。

駅名標 改札口
駅名標 改札口

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅。上り方面が島式である。上り本線と下り本線の間にホームの無い中線があり、貨物列車の待避や浜松 - 高塚間の回送列車の折返し線として使用されている。
3番ホーム(上り1番線)発着列車は、現在設定されていない。互いのホームは跨線橋で連絡している。
以前は下りホームの駅舎より西側に0番ホームがあり国鉄ク5000形貨車が留置されていた。
2011(平成23年)度 - 2015年(平成27年)度に合計約25.5億円、周辺を含めると合計約54.6億円を投じて橋上駅化や自由通路新設等の再整備が行われ、2015年(平成27年)3月1日に橋上駅舎と南北自由通路が供用開始されることになった。
駅長は配置されない駅員配置駅(直営駅)であり、浜松駅が当駅を管理する。
自動券売機やJR全線きっぷうりば、自動改札機(簡易型)が設置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 東海道線 下り 豊橋・名古屋方面
2 上り 浜松・静岡方面
3 (予備ホーム)  
なお、西浜松駅 - 高塚駅間は西浜松駅の構内が高塚駅直前まで延びている関係で、東海道本線の複線と西浜松駅構内の単線の3線構造となっている。

歴史

  • 1911年(明治44年)3月31日:国有鉄道東海道本線の浜松 - 舞坂(現・舞阪)間に高塚信号所開設。
  • 1922年(大正11年)4月1日:高塚信号場に改称。
  • 1928年(昭和3年)8月:竣工したが党利闘争があり開設出来ず。
  • 1929年(昭和4年)7月1日:信号場から駅に昇格、高塚駅開業。一般運輸営業開始。
  • 1934年(昭和9年)5月30日:遠州織機(現・エンシュウ)専用線新設。
  • 1947年(昭和22年)鉄道弘済会出店。
  • 1953年(昭和28年)高塚変電所設置。
  • 1957年(昭和32年)9月25日:スタンダード・ヴァキューム・オイル(英語版)(後のエッソ石油)、出光興産の専用側線が新設。同年浜松〜豊橋電化、電車運転開始
  • 1959年(昭和34年)構内タクシー営業開始。中央タクシー(中央自動車工業(株))が2台で開業
  • 1971年(昭和46年)4月26日:専用線発着を除く貨物取扱廃止。
  • 1983年(昭和58年)10月1日:貨物取扱全廃。
  • この頃まで、スズキ本社工場(現・高塚工場)や遠州製作(現・エンシュウ)本社までの専用線があった。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年):オリエント・エクスプレス '88がEF58-122牽引で中線に停車。
  • 2008年(平成20年)3月1日:TOICAのサービス開始。
  • 2015年(平成27年)3月1日:橋上駅舎、南北自由通路の供用を開始。  
  • 2017年(平成29年)3月:南口駅前広場供用開始。
  • 2018年(平成30年)4月1日:北口送迎レーン供用開始。